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市民公開講座「さーもん・かふぇ 2013」
-三陸サケの復興を願って-
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2013.08.12
昨年好評だった「さーもん・かふぇ」が今年も開催されます。身近な魚、サケの最新の研究に触れてみませんか?
現在、東北地方太平洋沖地震とそれに伴う大津波により三陸の沿岸生態系が受けた各種の直接的・間接的影響をできるだけ早く具体的に明らかにすることを目標に「
東北マリンサイエンス拠点形成事業」が行われています。本事業の一環として、東北地方におけるサケ資源の回復と持続可能な利用並びにサケ増殖体制の確立が目的にあげられています。日本学術会議と「さーもん・か
ふぇ」実行委員会はその目的に則し、現地にて科学的知見に基づく科学者ー行政ー利害関係者による「さーもん・かふぇ」を開催し、大震災からの一日でも早い復興の支援に資することを目指します。
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日時:
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2013年9月23日(月) 13:30~17:00
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2013年9月24日(火) 9:00~12:00
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場所:
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エスポワールいわて
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〒020-0021 岩手県盛岡市中央通1丁目1-38
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主催:
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「さーもん・かふぇ」実行委員会、日本学術会議水産学分科会
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共催:
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東京大学大気海洋研究所、岩手県水産技術センター
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連絡先:
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北海道大学国際本部
TEL:011-706-8042
プログラム
2013年9月23日 13:30~17:00
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13:30
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開会挨拶
木暮一啓(東京大学大気海洋研究所副所長、教授、
「東北マリンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系の調査研究)」副代表機関代表研究者)
■トピック・セッション
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13:40
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「三陸の海を空から見るとー東北沿岸WebGIS」
齊藤誠一(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院水産科学研究院、教授)
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14:00
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「サケの母川回帰の不思議」
竹井祥郎(東京大学大気海洋研究所、教授)
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14:20
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「三陸サケ産業のクラスター的復興をめざして」
山尾政博(日本学術会議特任連携会員、広島大学大学院生物圏科学研究科、教授)
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14:40
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「三陸サケの回復に向けて-食料生産地域再生のための先端技術展開事業での取り組み」
黒川忠英(東北区水産研究所資源生産部、グループ長)
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15:00
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休憩
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15:20
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「三陸秋サケ産業の震災からの挑戦~早期復旧のモチベーションと課題」
清水幾太郎(中央水産研究所経営経済研究センター、主幹研究員)
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15:40
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「三陸から放流されたサケ稚魚の回遊経路を探る」
佐藤俊平(北海道区水産研究所、研究員)
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16:00
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「最近の北海道のサケ資源の低迷-資源回復のためにできることは?」
宮腰靖之(北海道立さけます内水面水産試験場、研究主幹)
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16:20
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「サケ幼魚はどこへ?沿岸生活史と親魚鱗の分析結果から」
帰山雅秀(日本学術会議連携会員、北海道大学、名誉教授)
2013年9月24日 9:00~12:00
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9:00
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パネル・ディスカッション「何でもディベード」
コーディネイター:帰山雅秀(日本学術会議連携会員、北海道大学、名誉教授)
清水勇一(岩手県水産技術センター主任専門研究員)
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11:55
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閉会挨拶
山内晧平(日本学術会議連携会員、愛媛大学南予水産研究センター長、
岩手大学三陸復興推進本部客員教授)
リーフレット
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