-
ミニシンポジウム「沿岸漁業における東日本大震災からの復興の現状と展望」
-
2013.11.01
東日本大震災発生以降、沿岸漁業は様々な支援を受けながら復旧・復興が進められてきた。震災発生から2年半が経過した現在、沿岸漁業の復旧・復興については、順調に進んでいる面、一向に進んでいない面など様々である。この間、行政、試験・研究、ボランティアなど様々な立場から支援が行われてきた。これらの支援は、直接的な漁業復旧のサポートから、個人による応援的な活動まで多様である。被災地における漁業の復興を達成させるためには、震災復旧の正しい現状を把握するとともに、これまで続けられてきた支援がどの程度有効に機能してきたかを検証する必要がある。そして、今後どのような取り組みが必要かを整理し、漁業復興に向けた個々の取り組みを有機的・効果的に機能させることが重要となる。そこで、本シンポジウムでは、沿岸漁業における震災復旧・復興の現状評価と水産研究分野での取り組みをレビューし、問題点を整理するとともに今後の展望を検討する。
-
日時:
-
2013年11月8日(金)13:00~17:00
-
場所:
-
岩手県盛岡市大通会館リリオ 3 階イベントホール
-
〒020-0022 岩手県盛岡市大通一丁目11-8
TEL:019-623-2520
-
主催:
-
日本水産学会東北支部
-
共催:
-
東北マリンサイエンス拠点形成事業
-
申込先・問い合わせ:
-
独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所
日本水産学会東北支部事務局総務担当 神山 孝史
-
岩手県水産技術センター
日本水産学会東北支部幹事 後藤 友明
TEL: (0193) 26-7915(直通) FAX: (0193) 26-7920
プログラム
13:00 開会
13:00 主催者挨拶
-
-
小谷祐一(日本水産学会東北支部長)
13:05 主催地挨拶
-
-
井ノ口伸幸(岩手県水産技術センター)
13:10 趣旨説明
-
-
後藤友明(岩手県水産技術センター)
セッション1. 大震災からの沿岸漁業の復旧・復興状況の現状
-
-
座長:後藤友明(岩手県水産技術センター)
-
13:20
-
「なりわい」重視の復旧・復興対策
大村益男(岩手県農林水産部)
-
13:40
-
宮城県における大震災からの沿岸漁業の復旧状況について
山岡茂人(宮城県水産技術センター)
-
14:00
-
福島県における漁業の復旧・復興の現状と課題
鷹崎和義(福島県水産事務所)
-
休憩
セッション2. 大震災以降行われてきた試験研究の取り組み
-
-
座長:原 素之(東北大学)
-
14:35
-
東北区水産研究所による震災後の漁場環境の実態把握
神山孝史(水産研究センター東北水産研究所)
-
14:55
-
岩手県水産技術センターにおける震災対応の取り組みについて
井ノ口伸幸(岩手県水産技術センター)
-
15:15
-
大震災直後における水産試験研究機関の役割
酒井敬一(宮城県水産技術センター)
-
15:35
-
福島県水産試験場の取り組み
和田敏裕(福島県水産試験所)
-
15:55
-
東北マリンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系調査)の取り組み
原 素之(東北大学)
-
休憩
16:20 総合討論
-
-
座長:原 素之(東北大学)・後藤友明(岩手県水産技術センター)
17:00 閉会
一覧に戻る