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市民公開講座「さーもん・かふぇ 2014」
-三陸サケの復興を願って-
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2014.09.19
「さーもん・かふぇ」は「東北マリンサイエンス拠点形成事業」の一環として行われており、「東北地方の水産業の基幹産業であるサケ資源の回復と持続可能な利用並びにサケ増殖体制の確立を図ること」を目的としています。その目的と「三陸の水産が元気にならなければ、日本の水産はダメになる」という思いから、私たちの次の世代が安心してこの三陸の地に住み、生活基盤として漁業の営みを続けて行けるような社会をめざしたい。そのために、三陸サケ資源のリハビリテーションにつとめたい。そのような考えから、この「さーもん・かふぇ」では、三陸サケの情報ネットワークとしての役割を果たしていきたいと思います。
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1) これまでサケづくりで悩んできた皆さんの「問題点」を共有化し、ともに解決していく場を提供します。
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2) サケを取りまく情報(e.g., 温暖化、気候レジームシフト)を発信します。
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3) サケに関する皆さんの憩いの場、相談の「場」をめざします。
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日時:
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2014年10月12日(日) 13:30~17:00
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2014年10月13日(月) 9:00~12:00
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場所:
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エスポワールいわて
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〒020-0021 岩手県盛岡市中央通1丁目1-38
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TEL: 019-623-6251
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主催:
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「さーもん・かふぇ」実行委員会
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共催:
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東京大学大気海洋研究所、岩手県水産技術センター
プログラム
2014年10月12日 13:30~17:00
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13:30
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開会挨拶
佐久間修(岩手県水産技術センター所長)
木暮一啓(東京大学大気海洋研究所副所長、教授、
「東北マリンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系の調査研究)」副代表機関代表研究者)
■トピック・セッション
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13:40
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「子供達に何を残すか;サケの今と未来」
荒木仁志(北海道大学農学研究院、教授)
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14:00
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「三陸の海を空から見ると-東北沿岸WebGIS」
齊藤誠一(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院水産科学研究院、教授)
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14:20
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「大槌湾を拠点とするプロジェグランメーユとサケ研究」
兵藤 晋(東京大学大気海洋研究所、准教授)
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14:40
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「秋サケ加工業の変化~分業化によるフィレ-化への集中」
清水幾太郎(北海道区水産研究所、研究開発専門員)
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15:00
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休憩
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15:20
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「サケ稚魚の原虫病研究の最前線」
水野伸也(北海道立さけます・内水面水産試験場、主査)
浦和茂彦(北海道区水産研究所、さけます資源部次長)
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15:40
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「遺伝子からみた三陸岩手のサケ」
塚越英晴(岩手大学三陸水産研究センター、特別研究員)
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16:00
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「岩手県の増殖事業と資源動態について」
小川 元(岩手県水産技術センター、上席専門研究員)
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16:20
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「最近の北海道のサケの資源動向」
宮腰靖之(北海道立さけます内水面水産試験場、研究主幹)
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16:40
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「宮城サケの個体群動態」
高橋清孝(JAFIC石巻、所長)
2013年9月24日 9:00~12:00
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9:00
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パネル・ディスカッション「何でもハナスベー」
コーディネイター:帰山雅秀(日本学術会議連携会員、北海道大学、名誉教授)
小川 元(岩手県水産技術センター、上席専門研究員)
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11:55
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閉会挨拶
山内晧平(日本学術会議連携会員、愛媛大学南予水産研究センター長、
岩手大学三陸復興推進本部客員教授)
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