トップページ > プレスリリース > 詳細

プレスリリース

2013年 1月 29日
独立行政法人海洋研究開発機構

HPCI戦略プログラム 戦略分野3
地震津波シミュレーションワークショップ開催概要

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)は、文部科学省より「HPCI戦略プログラム」()における分野3「防災・減災に資する地球変動予測」を実施する戦略機関の決定を受け、平成23年度より5か年計画で研究開発を実施しています。

本事業は、独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構の京速コンピュータ「京」とこれを中核とするHPCIの性能を最大限発揮させ、戦略目標のひとつである「次世代型地震ハザードマップの基盤構築と津波警報の高精度化」の実現に向け、世界最高水準の研究成果を創出することを目的としています。

今回のワークショップでは、今年度、本格運用が始まった京コンピュータを用いた、地震津波に関するシミュレーション研究ならびに防災研究の進捗状況を報告するとともに、防災におけるシミュレーション研究を進めていく上で今後取り組むべき課題に関する情報提供及び議論を行います。

1.日時 平成25年2月27日(水)10:00~17:00(9:30開場)
2.場所 神戸大学統合研究拠点コンベンションホール(別添1参照
(兵庫県神戸市中央区港島南町7丁目1-48)
3.入場 事前登録制(定員350名)
以下のURLより登録願います。
http://www.jamstec.go.jp/hpci-sp/jishin_ws2013/
(定員になり次第、登録を締め切らせていただきます。)
4.主催 独立行政法人海洋研究開発機構
5.後援 神戸大学統合研究拠点
6.プログラム 別紙参照
7.取材申込 報道関係の方については、会場スペースの関係上、事前に参加者数、テレビカメラの有無等について、お知らせください。なお、社名の分かる腕章を忘れずに持参してください。
8.その他 当該、ワークショップの開催については文部科学省、独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構にご支援を頂いております。

※「HPCI戦略プログラム」
(1)京速コンピュータ「京」を中核としたHPCI(革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)を最大限活用して画期的な成果を創出、(2)高度な計算科学技術環境を使いこなせる人材の創出、(3)最先端コンピューティング研究教育拠点の形成を目指し、社会的・学術的に大きなブレークスルーが期待できる分野(戦略分野)ごとにHPCIを用いた研究開発を実施するとともに、計算科学技術推進体制を構築するプロジェクトです(文部科学省が平成23年度~平成27年度の5か年計画で実施)。
独立行政法人海洋研究開発機構を研究代表機関とする戦略分野3「防災・減災に資する地球変動予測」では、「地球温暖化時の台風の動向の全球的予測と集中豪雨の予測実証、および次世代型ハザードマップの基盤構築と津波警報の高精度化」を目標としており、地震津波防災分野では「地震の予測精度の高度化に関する研究」、「津波警報の高精度化に関する研究」及び「都市全域の地震等自然災害シミュレーションに関する研究」を実施します。

別添1

会場地図
神戸新交通ポートライナー「京コンピュータ前駅」近く

別紙

HPCI戦略プログラム 戦略分野3
地震津波シミュレーションワークショップ

1.日時 平成25年2月27日(水)10:00~17:00(9:30開場)
2.場所 神戸大学統合研究拠点コンベンションホール      
(兵庫県神戸市中央区港島南町7丁目1-48)
3.主催 独立行政法人海洋研究開発機構
4.後援 神戸大学統合研究拠点

プ ロ グ ラ ム

時間 内容 講演者
9:30 開場・受付
10:00-10:10 開会挨拶 文部科学省情報課
計算科学技術推進室長
林孝浩
10:10-10:40 地震津波課題の取り組みについて 海洋研究開発機構
地震津波・防災研究プロジェクト
金田義行
10:40-11:10 地震の予測精度の高度化に関する研究 成果と課題 東京大学大学院情報学環
古村孝志
11:10-11:40 津波の予測精度の高度化に関する研究 成果と課題 東北大学災害科学国際研究所
今村文彦
11:40-12:10 都市全域の地震等自然災害シミュレーションに関する研究 成果と課題 東京大学地震研究所
堀宗朗
12:10-13:15 休憩
13:15-14:45 現在抱える計算科学上の課題
~次世代ハザードマップの社会実装を実現するために~
(各講演者からの情報提供後、パネルディスカッションを実施)
東京大学地震研究所
市村強(司会者)
東京大学地震研究所
田中聖三
海洋研究開発機構
地震津波・防災研究プロジェクト
兵藤守
海洋研究開発機構
地球内部ダイナミクス領域
西浦泰介
理化学研究所
計算科学研究機構
梶川義幸
名古屋大学大学院情報科学研究科
荻野正雄
東京大学大学院工学研究科
岩田潤一
14:45-15:15 総合討論 パネルディスカッション講演者
15:15-15:35 休憩
15:35-16:05 地震津波防災シミュレーション研究による防災水準向上への期待 国際高等研究所
尾池和夫
16:05-16:50 質疑応答
16:50-17:00 閉会挨拶 海洋研究開発機構
地震津波・防災研究プロジェクト
金田義行

お問い合わせ先:

独立行政法人海洋研究開発機構
(本内容について)
地震津波・防災研究プロジェクト 研究企画グループ グループリーダー
千葉 俊彦 電話:045-778-5730
(報道担当)
経営企画部 報道室 菊地 一成 電話:046-867-9198