プレスリリース
2013年 9月 30日
独立行政法人海洋研究開発機構
海底広域研究船の建造契約締結について
1.概要
独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)は、海底広域研究船の建造に関する企画提案公募を行っていましたが、この度、9月27日付で、三菱重工業株式会社(取締役社長:宮永 俊一)と建造契約(契約金額:約205億円)を締結しました。なお、就航は平成27年度末を予定しています。
本船は、海底地形や海底下構造の広域調査、遠隔操作型無人探査機(ROV)や自律型無人探査機(AUV)等海中ロボットの複数運用による海底の精密調査等を通じて、海洋資源調査研究を効果的に行うなど、我が国周辺海域の広域科学調査を加速するために建造されるものです。
2.主な要目
- (1)
- 全長 : 約100m
- (2)
- 船幅 : 約19m
- (3)
- 国際総トン数 : 約5,500トン
- (4)
- 航海速力 : 12.0ノット
- (5)
- 最大航海日数 : 約40日
- (6)
- 定員(船員/その他) : 65名(27名/38名)
- (7)
- 推進装置 : アジマス推進装置2基
- (8)
- 特殊操船装置 : 自動定点保持装置
3.主な機能
- (1)
- 遠隔操作型無人探査機(ROV)、自律型無人探査機(AUV)の運用
- (2)
- 地殻構造探査(地震探査システム)
- (3)
- 海底下試料採取(大型ピストンコアラー、海底設置型掘削装置)
- (4)
- 洋上研究ラボ(採取試料分析・処理のためのウェットラボ等の研究区画、調査観測の内容に応じて積替可能な専用コンテナラボ)
- (5)
- 総合観測(CTD採水装置、音響測深、大気観測装置)
4.今後の予定
平成27年度末の引渡を予定しています。

完成予想図