2013年10月28日
独立行政法人海洋研究開発機構
独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)は、平成23年度より文部科学省高性能汎用計算機高度利用事業費補助金による補助事業「HPCI戦略プログラム分野3 防災・減災に資する地球変動予測」を実施してまいりました。
今回のシンポジウムでは、2012年9月末から共用が開始されたスーパーコンピュータ「京」を用いた研究開発の取り組み状況と、今後の研究開発の方向性及び、それによって期待される社会への貢献について、国民の皆様方のご理解を深め、将来に向けてご支援・ご協力をいただくために、地球温暖化時の台風の動向の全球的予測と集中豪雨の予測実証、次世代型ハザードマップの基盤構築と津波警報の高精度化などをテーマとして、4つの講演を実施いたします。
さらに、同シンポジウムでは本事業の研究成果の紹介に加えて、「将来の地球科学を担うコンピュータ」と題してパネルディスカッションを設け、議論を行います。
記
1.日時 | : | 平成25年11月27日(水)13:00~17:40(12:00開場) |
2.テーマ | : | スーパーコンピュータによる防災・減災に資する地球科学 |
3.会場 | : | イイノカンファレンスセンター 4階 Room A(別紙1参照) |
4.主催 | : | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
5.プログラム | : | 別紙2参照 |
6.申込 | : |
一般の方は、ウェブでお申込みいただくか、郵送でお申込み下さい。 http://www.jamstec.go.jp/hpci-sp/sympo2013/(10月28日より募集開始)
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別紙1
イイノカンファレンスセンター
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4階Room A(定員288名)
別紙2
12:00 | 開場・受付 | |
13:00-13:10 | 開会の辞 | 白山 義久(海洋研究開発機構 理事) |
13:10-13:20 | 来賓挨拶 | 文部科学省 |
13:20-14 :00 | 講演1:「全球雲解像モデルNICAMによる延長予報・将来台風予測計算」 | 佐藤 正樹 (東京大学大気海洋研究所 教授) |
14:00-14:40 | 講演2:「超高精度メソスケール気象予測の実証 -豪雨・竜巻の実験結果 防災情報の高度化をめざして-」 |
瀬古 弘(気象庁気象研究所 室長) |
14:40-15:00 | 休憩 | |
15:00-15:40 | 講演3:「将来の防災減災にむけた統合地震シミュレーターの役割」 | 金田 義行(海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクトリーダー) |
15:40-16:20 | 講演4:「京で挑む、東北地方太平洋沖地震の再現、そして南海トラフ地震の予測」 | 古村 孝志(東京大学 大学院情報学環 教授) |
16:20-16:30 | 休憩 | |
16:30-17:30 | パネルディスカッション: 「将来の地球科学を担うコンピュータ」 |
モデレーター: 渡邉 國彦(海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター長) パネリスト: 木本 昌秀(東京大学大気海洋研究所 副所長) 斉藤 和雄(気象庁気象研究所 部長) 佐藤 正樹(東京大学大気海洋研究所 教授) 金田 義行(海洋研究開発機構 地震津波・防災研究プロジェクトリーダー) 古村 孝志(東京大学 大学院情報学環 教授) 有川 太郎(港湾空港技術研究所 上席研究員) |
16:30-17:30 | 閉会の辞 | 今脇 資郎 (海洋研究開発機構 地球情報研究センター長) |