トップページ > プレスリリース > 詳細

プレスリリース

2015年 1月 7日
独立行政法人海洋研究開発機構

HPCI戦略プログラム 戦略分野3 地震津波シミュレーションワークショップ
~最新研究成果を問う~
の開催について

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)は、文部科学省より「HPCI戦略プログラム」()における分野3「防災・減災に資する地球変動予測」を実施する戦略機関の決定を受け、平成23年度より5ヵ年計画で研究開発を実施しています。

本事業は、京速コンピュータ「京」とこれを中核とするHPCIの性能を最大限発揮させ、戦略目標のひとつである「次世代型地震ハザードマップの基盤構築と津波警報の高精度化」の実現に向け、世界最高水準の研究成果を創出することを目的としています。

今回のワークショップでは、「最新研究成果を問う」と題し、最新の地震津波に関するシミュレーション研究並びに防災研究の進捗状況を報告するとともに、今後の防災におけるシミュレーション研究の課題に関する情報提供及び議論を行います。

1.日時 平成27年2月13日(金)13:00~17:40(12:00開場)
2.場所 イイノカンファレンスセンター4階(別添1参照)
(東京都千代田区内幸町2-1-1)
3.入場 事前登録制(定員250名)
以下のURLより登録願います。
http://www.jamstec.go.jp/hpci-sp/event/ws2015/
(定員になり次第、登録を締め切らせていただきます。)
4.主催 独立行政法人海洋研究開発機構
5.プログラム 別紙参照
6.取材申込 報道関係の方については、会場スペースの関係上、事前に参加者数、
テレビカメラの有無等について、メールまたはFAXで報道課までお知らせください。
なお、社名の分かる腕章を忘れずに持参してください。
JAMSTEC 報道課
E-mail:press@jamstec.go.jp FAX:046-867-9055

※「HPCI戦略プログラム」
(1)京速コンピュータ「京」を中核としたHPCI(革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)を最大限活用して画期的な成果を創出、(2)高度な計算科学技術環境を使いこなせる人材の創出、(3)最先端コンピューティング研究教育拠点の形成を目指し、社会的・学術的に大きなブレークスルーが期待できる分野(戦略分野)ごとにHPCIを用いた研究開発を実施するとともに、計算科学技術推進体制を構築するプロジェクトです(文部科学省が平成23年度~平成27年度の5ヵ年計画で実施)。
独立行政法人海洋研究開発機構を研究代表機関とする戦略分野3「防災・減災に資する地球変動予測」では、「地球温暖化時の台風の動向の全球的予測と集中豪雨の予測実証及び次世代型ハザードマップの基盤構築と津波警報の高精度化」を目標としており、地震津波防災分野では「地震の予測精度の高度化に関する研究」、「津波警報の高精度化に関する研究」及び「都市全域の地震等自然災害シミュレーションに関する研究」を実施しています。

以上

別紙

HPCI戦略プログラム 分野3 地震津波シミュレーションワークショップ
~最新研究成果を問う~

1.日時 平成27年 2月13日(金)13:00~17:40(開場12:00)
2.会場 イイノカンファレンスセンター4階RoomA
東京都千代田区内幸町2-1-1 入場無料、要事前登録(定員250名)
3.主催 独立行政法人海洋研究開発機構
平成27年2月13日(金)13:00~17:40
13:00~13:10 開会挨拶
文部科学省研究振興局参事官(情報担当)付計算科学技術推進室長 川口 悦生
研究課題の概要と各課題の取組状況について
13:10~13:30 地震津波課題の概要
海洋研究開発機構 招聘上席技術研究員 金田 義行
13:30~13:55 海溝型巨大地震発生シナリオの多様性:京による成果と今後の課題
海洋研究開発機構 地震津波海域観測研究開発センター 堀 高峰
13:55~14:20 京で挑む、地震の強い揺れの再現そして予測
東京大学大学院情報学環 古村 孝志
14:20~14:45 リアルタイム津波予測のための津波データベースの高精度化
気象庁気象研究所 地震津波研究部 対馬 弘晃
14:45~15:00 休憩
15:00~15:25 京による津波土砂移動・地形変化のシミュレーションの開発-成果
東北大学大学院理学研究科 菅原 大助
15:25~15:50 京による都市の地震シミュレーションの成果と課題
東京大学地震研究所 市村 強
15:50~16:15 京による構造物の地震応答シミュレーションの成果と課題
東京大学地震研究所 堀 宗朗
16:15~16:30 休憩
16:30~17:30 パネルディスカッション
「今後の減災シミュレーション課題」
司会:海洋研究開発機構 招聘上席技術研究員     金田 義行
パネリスト:
防災科学技術研究所 レジリエント防災・減災研究推進センター
審議役 天野 玲子
東京大学大学院情報学環 教授 古村 孝志
港湾空港技術研究所 上席研究官 有川 太郎
東京大学地震研究所 教授  堀 宗朗
海洋研究開発機構 地球情報基盤センター センター長 高橋 桂子
17:30~17:40 閉会挨拶
計算科学研究機構 機構長 平尾 公彦

別添1

会場地図

【利用可能路線】

  • 東京メトロ 日比谷線・千代田線 「霞ケ関」駅 C3出口 徒歩1分
  • 東京メトロ 丸ノ内線 「霞ケ関」駅 B2出口 徒歩5分
  • 東京メトロ 銀座線 「虎ノ門」駅 9番出口 徒歩3分
  • 東京メトロ 有楽町線 「桜田門」駅 5番出口 徒歩10分
  • JR山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線、都営地下鉄浅草線、ゆりかもめ 「新橋」駅 徒歩10分
  • 都営地下鉄 三田線 「内幸町」駅 A7出口徒歩3分

お問い合わせ先:

独立行政法人海洋研究開発機構
(本内容について)
地震津波海域観測研究開発センター 企画調整グループ
満澤 巨彦 電話:045-778-5730
(報道担当)
広報部 報道課
菊地 一成 電話:046-867-9198