
特別展「深海」
" 深海は、地球で一番大きな博物館 "
深海は、宇宙とともに「人類に残されたフロンティア」といわれています。宇宙よりもはるかに身近なところに広がりながら、いまだ多くの謎を残す深海。そこには、暗黒・高圧・低温といった過酷な環境に適応し、進化を遂げてきた さまざまな生きものたちが、数多く生息しています。人類のあくなき挑戦により、少しずつ明らかになりつつある深海の世界。この夏、国立科学博物館で驚異の生きものが集う神秘の深海に潜ってみませんか?
入場者が50万人を超えました!
2013年9月25日(水)、特別展「深海」の入場者が50万人を突破しました。
セレモニーでは、国立科学博物館の林良博館長、特別展「深海」を総合監修した窪寺恒己博士から、長さが約3.5mもある「ダイオウイカのぬいぐるみ」などの記念品が50万人目の入場者へ贈られました。
イベント情報
特別展「深海 -挑戦の歩みと驚異の生きものたち-」徹底解説&生中継
放送日時 | 2013年9月12日(木) 19時30分〜(開場:19時20分) |
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概要 | ニコニコ生放送にて、その謎多き深海の世界を垣間見ることができる、特別展「深海−挑戦の歩みと驚異の生きものたち−」を生中継いたします。 展示会場より、この特別展の監修者でもある、国立科学博物館の窪寺恒己さんと藤倉克則(海洋・極限環境生物圏領域)、そして「しんかい6500」前潜航長の吉梅 剛(海洋工学センター)が出演し解説いたします。 |
見どころ | 1. 有人潜水調査船「しんかい6500」の実物大模型 2. 約380点の深海生物標本を展示する「深海生物図鑑」 3. 全長約5メートルのダイオウイカ標本 4. 厳しい環境に適応するユニークな生物の生態解説 |
出演者 | ●窪寺恒己(国立科学博物館・標本資料センター・コレクションディレクター) ●藤倉克則(海洋極限環境生物圏領域チームリーダー) ●吉梅 剛(「しんかい6500」前潜航長) ●増子瑞穂(司会/フリーアナウンサー) |
番組ページ | 特別展「深海 -挑戦の歩みと驚異の生きものたち-」徹底解説&生中継 ※番組をご覧頂くには、無料の会員登録が必要となります。 |
ギャラリートーク
JAMSTECの研究者によるギャラリートークを開催します。日時 | 2013年9月13日(金) 18時30分〜19時00分 |
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場所 | 国立科学博物館 特別展「深海」会場内 ※会場内での場所の詳細は、開催当日、会場入口に掲示します。 |
講演者 | 北里 洋(海洋・極限環境生物圏領域 領域長) |
特別講演会
日時 | 2013年9月14日(土) 13時30分〜15時00分 |
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場所 | 国立科学博物館 日本館2階講堂 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 |
タイトル | 「深海生物 ― いろ・かたち」 |
講演者 | 藤原義弘(海洋・極限環境生物圏領域チームリーダー) |
特別展概要
開催時期 | 2013年7月6日 (土) 〜 10月6日 (日) |
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会場 | 国立科学博物館 (東京・上野公園) 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 |
開館時間 | 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで) ※入館は各閉館時刻の30分前まで 夏休み特別開館延長 8月10日(土)〜18日(日) 午前9時〜午後6時(8月16日(金)は午後8時まで) ※入館は各閉館時刻の30分前まで |
休館日 | 7/8(月)・16(火)、9/2(月) ・9(月) ・17(火) ・24(火) ・30(月) |
主催 | 国立科学博物館、海洋研究開発機構、読売新聞社、NHK、NHKプロモーション |
後援 | 文部科学省、公益社団法人 日本動物園水族館協会 |
協賛 | みずほ銀行、光村印刷 |
機材協力 | KOI |
お問合せ | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
会場MAP | 特別展「深海」会場MAP |
チケット情報
一般・大学生 | 1,500円 (1,300円) ※ ( ) 内は20名以上の団体料金 |
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小・中・高校生 | 600円 (500円) ※ ( ) 内は20名以上の団体料金 |
金曜限定ペア得ナイト券 | 2,000円 ※ 2名様同時入場/男女問わず ※ 午後5時〜午後8時/最終入場は午後7時30分 ※ 会場での当日販売のみ |
チケット販売所
チケットぴあ (Pコード=当日:988-249) ローソンチケット (Lコード=32000) セブン‐イレブン (セブンコード=023-189) イープラスほか、主要プレイガイド |
オンラインチケット(http://www.e-tix.jp/deep-sea/) |
見どころギャラリー
深海の未知なる自然現象を解き明かすために、JAMSTECの研究者や技術者が長年培ってきた知見やノウハウ、やっと撮影できた貴重な映像など、よりすぐったものを深海展につめ込みました。
主なみどころを、JAMSTECの潜水調査船や無人探査機のカメラがとらえた映像とともにご紹介します。
「深海映像を見る」をクリックすると、JAMSTECが提供する「深海映像・画像アーカイブス」にジャンプします。
画面が表示されるまで少し時間がかかりますが、そのままお待ち下さい。
「深海映像・画像アーカイブス」では、スタッフお勧め映像に王冠マークが付いていますので、是非ご覧下さい。
- 有人潜水調査船「しんかい6500」
「しんかい6500」は、深さ6500mまで潜ることができる有人潜水調査船です。世界中の海で海底の地形や地質、深海生物などを調査し、潜航回数は2012年に通算1300回に達しました。
JAMSTEC Channel(Youtube)で「しんかい6500」のビデオを見る -
タカアシガニ
世界最大の節足動物で、日本近海の深さ300〜400mに生息しています。全長3mまで成長するケースもあり、展示する標本(幅170cm、 奥行き155cm、高さ80cm)も迫力があります。 - オオグチボヤ
ホヤの仲間。富山湾などの深さ300〜1000mに すんでいます。大きな口に見えるのは入水孔で、流れに向かって開き、流れに乗って漂ってきたプランクトンなどを食べます。 - コトクラゲ
竪琴のような体形から、この名がつけられました。 相模湾や鹿児島沖の深さ70〜230m付近に すんでいます。浮遊して暮らすクシクラゲが多い中で、海底の岩などに付着して生活する珍しい生態です。 - オオイトヒキイワシ
南日本の太平洋側をはじめとする世界中の暖かい地域の深海にすんでいて、深さ4720mで見つかったケースもあります。体長は約40cmに達し、長く伸びた腹ビレや尾ビレで海底に立つ姿から、「三脚魚(さんきゃくうお)」との異名をもちます。 - アカチョウチンクラゲ
体に付着するウミグモ類やヨコエビ類などにすみかを与える一方、翼足類(よくそくるい)と呼ばれる巻き貝の仲間に付着して成長するプランクトンです。日本近海などの深さ450〜900mにすんでいます。 - スケーリーフット
大きさ3〜5cmほどの巻き貝で、インド洋の深さ2500m付近に生息しています。海底から噴き出す熱水に含まれる硫化水素を、共生する微生物がエネルギー源にかえ、成長しています。足は、硫化鉄をまとったウロコ状の器官に覆われています。 - カイコウオオソコエビ
無人探査機「かいこう」が1997年、世界で最も深いマリアナ海溝チャレンジャー海淵(深さ10911m)で見つけました。陸上の1000倍の水圧、水温2度という過酷な環境の中、海底にたまった木くずなどを食べ、独自の消化酵素で糖分に分解する、驚くべき生態も明らかになりました。 - ゴエモンコシオリエビ
日本近海の熱水が噴き出す深さ700〜1600mの海底にすむゴエモンコシオリエビは、自分の腹に生やした毛の上で、エサとなるバクテリアを養っています。 - ホネクイハナムシ
クジラの死骸にだけすみつくゴカイ類のホネクイハナムシは、根のような器官をクジラの骨の中に張り巡らせ、クジラの骨からしみ出す養分を吸収しています。まるで植物のような生き方です。 - ツノナシオハラエビの仲間
インド洋や大西洋の熱水が噴き出す深さ1600〜3700mの 海底にすんでいます。熱水に触れて死ぬのを避けるため、背中には、数百度の熱水から出ているかすかな光を感知する特殊な目があります。 - メンダコ
日本周辺などの深さ200〜600m ほどにすんでいます。体は寒天のように柔らかく、耳たぶのような小さな2つのひれがあります。膜でつながった足を広げたりすぼませたり、クラゲのような動きで泳ぎます。 - ギンザメ
翼のような大きな胸びれで、海底付近を羽ばたくようにして泳ぎます。細長い尾をもち、大きな瞳で真っ暗な深海の少ない光を集めています。 -
ニュージーランド沖の海底から300度の高温で噴き出す熱水 -
期待されるエネルギー・鉱物資源
深海は、エネルギー源やハイテク機器の材料となる鉱物資源の宝庫でもあります。領海と排他的経済水域を合わせると世界第6位の海洋面積をもつ日本では、近海の海底に眠るメタンハイドレートやレアメタル(希少金属)、レアアース(希土類)への期待が高まっています。
メタンハイドレート-
メタンハイドレートの採取
もっと深海映像を見てみよう!!
地球情報研究センター(DrC)では、深海映像・画像の他にも、JAMSTECの調査船やROVの調査・観測で得られた貴重な海洋・地球のデータを多くの方に利用していただけるよう、幅広く公開しています。
DrCが公開しているデータサイトについて、
ご興味のある方はこちらへ

新潟県立自然科学館

JAMSTEC × 北九州イノベーションギャラリー

JAMSTEC × 沖縄県立博物館・美術館

JAMSTEC × 名古屋市科学館

JAMSTEC × 横浜みなと博物館

相模湾は水深1000メートルを超えるところもあり、火山活動や地震などの地殻変動も活発で、多様な生物や地質を見ることができる、地球科学の現象がいっぱいつまっている世界的にも珍しい場所です。
わたしたちの身近にある相模湾をさまざまな角度から探ります。
イベント情報
この夏にJAMSTECが主催、共催及び、協力しているイベントが各地で開催されます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。今後もどんどん、イベントを掲載していきます。
その他、JAMSTECが展示協力している企画展等につきましては、「JAMSTECイベントマップ」をご覧下さい。
※各イベントの開催日時、入場料等につきましては、変更になる場合がありますので、リンク先のホームページにてご確認ください。
JAMSTECが主催するイベント
イベント名 | 地球情報館開館(横浜研究所) |
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主催 | JAMSTEC |
開催日時 | 2013年7月20日(土)、8月17日(土)、9月21日(土) 10:00〜17:00 |
開催場所 | JAMSTEC 横浜研究所 |
入場料等 | 無料(事前申込みは不要です) |
詳細 | 地球情報館 第3土曜日開館のお知らせ |
概要 | 開館日は、地球情報館の開館に加え、図書館の開館、公開セミナーの開催や地球シミュレータの見学ツアー、書籍などの刊行物やJAMSTECオリジナルグッズの販売もしております。 「夏休み自由研究」のヒント探しに来てみませんか?ご家族でのご来館をお待ちいたしております。 |
イベント名 | 夏休み!JAMSTEC個人見学ツアー |
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主催 | JAMSTEC |
開催日時 | 2013年8月2日(金)、9日(金)、16日(金) 14:30〜16:30 |
開催場所 | JAMSTEC 横須賀本部 |
入場料等 | 無料(事前申込みが必要です/抽選制) |
詳細 | 夏休み!JAMSTEC個人見学ツアー |
概要 | JAMSTEC 横須賀本部では、夏休み特別企画として「夏休み!JAMSTEC個人見学ツアー」を開催いたします。 |
イベント名 | 夏休み科学実験教室(横浜研究所) |
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主催 | JAMSTEC |
開催日時 | 2013年8月8日(木)、8月13日(火) 13:00〜15:45 |
開催場所 | JAMSTEC 横浜研究所 ゲストハウス |
入場料等 | 無料(事前申込みが必要です/抽選制) |
詳細 | 夏休み!科学実験教室 |
概要 | JAMSTEC 横浜研究所では、夏休み特別企画として科学実験教室を開催いたしま す。 深海の環境を観察、体験して頂きます。 ※子ども向け(小学校4年生〜6年生対象) |
イベント名 | むつ研究所施設一般公開 |
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主催 | JAMSTEC |
開催日時 | 2013年8月10日(土) 10:00〜16:00 |
開催場所 | JAMSTEC むつ研究所 |
入場料等 | 無料 |
詳細 | むつ研究所施設一般公開 |
概要 | 海洋地球研究船「みらい」及びJAMSTECむつ研究所の施設一般公開を実施します。研究紹介、実験教室、タッチングプール 、スタンプラリーなど盛りだくさんのイベントです。 |
JAMSTECが協力しているイベント
イベント名 | 海フェスタおが〜海の祭典2013in秋田〜海の総合展 |
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主催 | 第10回海フェスタ実行委員会 |
協力 | JAMSTEC |
開催期間 | 2013年7月13日(土)〜7月28日(日) |
開催場所 | 男鹿市総合体育館 |
入場料等 | 無料 |
詳細 | 海フェスタおが〜海の祭典2013in秋田〜 |
概要 | 海の総合展では、海・港・船の様々な情報を発信!普段あまり目にすることのない船の風景や海のお仕事、海の生き物についてなど、パネル、映像、模型などを用いて、わかりやすくご紹介しています。 JAMSTECブースでは、これまでJAMSTECの潜水船や探査機が見た秋田沖深海の様子などをご紹介いたします。 |
イベント名 | 「なつしま」船舶一般公開@船川港 |
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主催 | 第10回海フェスタ実行委員会 |
協力 | JAMSTEC |
開催日時 | 2013年7月27日(土)10:00〜16:00 |
開催場所 | 秋田県男鹿市 船川港岸壁 |
入場料等 | 無料 ※事前登録不要 |
詳細 | 海フェスタおがホームページ |
概要 | 秋田県男鹿市で開催される「海フェスタおが」のイベントとして、船川港にて海洋調査船「なつしま」と無人探査機「ハイパードルフィン」の一般公開を行います。 |
イベント名 | JAMSTEC Day in 金沢 「海とみらいと科学の日〜海のふしぎ、知りたくない?〜」 |
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主催 | 金沢海みらい図書館 |
協力 | JAMSTEC |
開催日時 | 2013年7月27日(土)10:30〜16:00 |
開催場所 | 金沢海みらい図書館(石川県金沢市寺中町イ1-1) |
入場料等 | 無料 |
詳細 | 金沢海みらい図書館 |
概要 | ■海の科学実験教室 1. 火山噴火実験(正面玄関横) 火山の噴火、その威力はどれくらい?噴火のしくみを見てみよう! 10:30〜11:00、14:30〜15:00 2. 深海1000mの水圧実験(1F交流ホール) 深海1,000mでは、陸上のものはどうなるの?目の前でなにかが起こる! 13:00〜13:30、15:30〜16:00 ■海のクラフトワークショップ(1F交流ホール) 1. 深海の生きもの レプリカ作り 5分でできる、海の生きものレプリカ作り。ふしぎなかたちの深海生物を作ってみよう! 11:30〜12:00、15:00〜15:30 2. 親子で作ろう!しんかい6500ペーパークラフト 海の調査研究で大活躍!潜水調査船「しんかい6500」のペーパークラフト 13:30〜15:00 ■JAMSTEC研究ミニ講座(1Fグループ活動室) 『白山マグマ誕生のなぞに迫る! 』 日本に110個あるとされる活火山の一つ、白山火山。その火山活動は、火山の下の冷たいマントルに起因するとされています。一見逆説的なマグマ成因論はどのように導かれたのか!?最新の研究成果をご紹介します! ◇講師:柵山 徹也 研究員(地球内部ダイナミクス領域 球内部物質循環研究プログラム マントル進化研究チーム) 11:20〜12:00、13:20〜14:00 ■わくわく海のおはなし会(絵本の読み聞かせ) 11:00〜11:30 |
イベント名 | 第23回小田原みなとまつり |
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主催 | 小田原みなとまつり実行委員会 |
協力 | JAMSTEC |
開催日時 | 2013年8月4日(日)9:00〜17:00 |
開催場所 | 田原漁港とその周辺 |
入場料等 | 無料 |
詳細 | 小田原市ホームページ |
概要 | 小田原市で行われる「小田原みなとまつり」の展示スペースにおいて、圧力実験や展示を行います。 |
イベント名 | 横浜みなと博物館「のぞいてみよう深海の不思議展3」ワークショップ |
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主催 | 横浜みなと博物館 |
協力 | JAMSTEC |
開催日時 | 2013年7月14日(日)、7月21日(日)、8月18日(日) 各日ともに 11時、13時、14時、15時、16時 |
開催場所 | 横浜みなと博物館1階ロビー |
入場料等 | 無料 |
詳細 | 横浜みなと博物館ホームページ |
概要 | 企画展「のぞいてみよう深海の不思議展3〜相模湾の謎を探る〜」の関連イベントとして、ワークショップを行います。 水圧実験「水深1,000mの世界」加圧装置を使用して、水圧について解説実演します。 |
イベント名 | 新潟県立自然科学館 夏の特別展「深海探検 海底二万里の世界」へ! トークイベント |
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主催 | 新潟県立自然科学館 |
協力 | JAMSTEC |
開催日時 | 2013年8月18日(日)13:00〜14:00 |
開催場所 | 新潟県立自然科学館 特別展示室内 マルシェ |
入場料等 | 入館料+特別展入場料が必要です |
詳細 | 新潟県立自然科学館ホームページ |
概要 | 夏の特別展「深海探検 海底二万里の世界」へ!の関連イベント「海のスペシャリストの話を聞こう」に、「しんかい6500」前潜航長の吉梅 剛がゲストとして参加しトークショーを行います。 |
イベント名 | リスーピア WONDER 7 海と地球のふしぎがいっぱい |
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主催 | パナソニックセンター東京 |
協力 | JAMSTEC |
開催日時 | 2013年8月3日(土)、8月4日(日) |
開催場所 | パナソニックセンター東京1階ホール |
入場料等 | 無料(講演会は事前申込制、絵本読み聞かせは予約不要) |
詳細 | パナソニックセンター東京ホームページ |
概要 | リスーピア WONDER 7 海と地球のふしぎがいっぱいの関連イベントとして、深海絵本の読み聞かせ公演と講演会を行います。絵本の読み聞かせには「チームくじら号」のメンバーが登場します。 |
イベント名 | 相模原キャンパス特別公開2013 JAXA×JAMSTEC連携企画トークイベント 公開シンポジウム−「宇宙と海に生命を探す」− |
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主催 | JAXA |
開催日時 | 2013年7月27日(土)10:30〜12:30(開場10:00(予定)) |
開催場所 | 相模原市立博物館地下大会議場 |
入場料等 | 無料(先着順200名) |
詳細 | 公開シンポジウム「宇宙と海に生命を探す」 |
概要 | 昨年、熱い興奮を呼んだトークイベント「海と宇宙の深い話」に続く第2弾。深海の研究者、生命の研究者、宇宙の研究者達が最新の研究成果で深海、地球周回軌道、火星、そして遠く土星の衛星エンセラダスまで、生命の探査を語り合います。 JAMSTECからは、高井 研(海洋・極限環境生物圏領域)が登壇します。 |
イベント名 | 地球深部探査船「ちきゅう」特別見学会 |
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主催 | 静岡県、静岡市 |
開催日時 | 2013年8月23日(金)10:00〜12:00 |
開催場所 | 静岡県静岡市清水区 清水港 |
入場料等 | 静岡県内の中学生40人(事前申込みが必要です/応募多数の場合は抽選) |
詳細 | 清水港管理局ホームページ |
概要 | 地球深部探査船「ちきゅう」の清水港寄港に合わせ、特別見学会を開催します。参加者を募集しますので、ぜひ御応募ください。 詳しくは、清水港管理局ホームページをご覧ください。 |

皆さん、6月のニコニコ生放送での「【世界初へ挑戦】深海5,000メートルへの有人科学探査を生中継」はご覧いただけましたか? 残念ながら放送途中で光ファイバーケーブルが切れてしまいましたが、ケーブルが切れるまでは、生命に満ちた熱水域の様子をリアルタイムでお届けすることができました。番組内で流れたコメントからも、視聴者の皆さんの興奮が伝わってきました。
さて、そのニコニコ生放送での中継で大活躍した二人の書いた本が、7月に出版されました。
一人は、中継当日「しんかい6500」に乗り込み深海底に潜った、軽快な語り口と熱いキャラクターでインパクトを残した地球微生物学者、高井研。
「生命の起源は深海の熱水にある」と唱える高井研が、なぜ、どのように世界で最も生命の起源に肉薄する科学者「高井研」となったのか。『微生物ハンター、深海を行く』は、そんな彼の科学冒険物語です。
もう一人は、スタジオからその魅惑の低音ボイスで30万人の視聴者を虜にし、最後にはMCを務めた増子瑞穂さんを涙にくれさせた、前「しんかい6500」潜航長でパイロットの吉梅剛。
『ぼくは「しんかい6500」のパイロット』は、300回以上の潜航回数を誇る吉梅剛が経験した、心に残る深海での出来事や出会った生物、そして「しんかい6500」への愛を情熱的に書き下ろした1冊です。
暑い暑い夏休み、この熱い二人とともに、ひんやりと冷たく暗い深海に旅立ってみませんか?
微生物ハンター、深海を行く


ヘンな未知の生物を絶対に見つけてやる!
研究の現場は、こんなにも熱い。
生命の起源は深海の熱水にある――その仮説を実証すべく、「しんかい6500」で世界中の海へ潜り、我々の共通祖先となり得る微生物を探しているJAMSTECの地球微生物学者、高井研。
ナニモノでもなかった21歳の青年は、いかにして世界でもっとも生命の起源に肉迫する科学者になったのか? 地質学者や化学者など、あらゆる分野の研究者を巻き込みながら未知へと突き進む彼の、愉快でエネルギッシュな科学冒険物語。
- 著者
- 高井 研(海洋・極限環境生物圏領域)
- 定価
- 本体1,600円+税(1,680円(税込))
- 発行日
- 2013年7月13日
- 体裁
- 四六判/384頁
- 出版社
- 株式会社イースト・プレス
- ISBN
- 978-4-7816-1006-1
- 詳細はこちらから
ぼくは「しんかい6500」のパイロット


「しんかい6500」チームの潜航長をつとめた吉梅パイロットが、319回にのぼる潜航体験のなかで出会った、謎に満ちた深海の光景、驚異の生きものたち、恐るべきトラブル、そしてなによりも日本の技術の粋を集めた「しんかい6500」への愛――。地球の神秘に挑むJAMSTECクルーたちの姿を情熱とともに
書き下ろした1冊です。
本書では、内容に合わせて潜航中の動画にリンクしたQRコードを本文にもりこみ、携帯電話やスマートフォン、タブレットPCなどから動画を閲覧することができるようになっています。
- 著者
- 吉梅 剛(海洋工学センター)
- 定価
- 本体1,800円+税(1,890円(税込))
- 発行日
- 2013年7月10日
- 体裁
- 四六判/220頁
- 出版社
- こぶし書房
- ISBN
- 9784875592761
- 詳細はこちらから
吉梅剛 講演会・サイン会のお知らせ
●八重洲ブックセンター
- 日時
- 2013年7月27日(土)14:00〜16:00
- 場所
- 八重洲ブックセンター本店8Fギャラリー(東京都中央区八重洲2-5-1)
- 参加費
- 無料
- 人数
- 先着80名様
- 詳細
- http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/1251/
●三省堂書店神保町本店
- 日時
- 2013年8月25日(日)14:00〜16:00
- 場所
- 三省堂書店神保町本店8F特設会場(東京都千代田区神田神保町1-1)
- 参加費
- 無料
- 対象
- 本書籍をご購入・ご予約の方、先着100名【事前要予約】
- 【予約電話】03-3233-3312(代表)
- 詳細
- http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2013/07/post-601.html
こちらもどうぞ

(光文社新書)
有人潜水船に乗って深海を調査してきたパイロットたちは、自らの目で何を見て、どんなことを感じてきたのか。深海調査のパイオニアたちが語る豊潤な物語。手探り状態でスタートした日本の深海調査が世界トップレベルに駆け上がるまでを追った好著。
- ほかにも、海洋地球科学に興味を持っていただける様な、JAMSTECおすすめの書籍をご紹介しています。

「しんかい6500」特別見学会
世界一周航海「QUELLE2013」を実施中の有人潜水調査船「しんかい6500」が主電池交換などの整備のためにJAMSTEC横須賀本部に一時帰港しました。この機会に、インド洋やカリブ海での潜航調査で採取した深海生物などのサンプルと「しんかい6500」整備作業を特別公開いたしました。
整備場からウェブ中継!


参加者のみなさんによる見学会レポートはこちら
- 『Think the Earthスタッフブログ』
「アースコミュニケーター 望月 銀子さん」によるレポート - 『愛とチムニーの日々』
『しんかいレポーター #1』
「深海マザーさん」によるレポート
見学レポートをここで紹介させてくれる参加者は事務局までご一報ください!
ツイッターのハッシュタグ「#しんかいレポーター」でも見学会の様子をレポートしていただきました。

有人潜水調査船「しんかい6500」特別見学会
JAMSTEC整備場からUSTREAM生中継
8月18日(日)14時から配信しました。
★見学会のしおりをダウンロードできます(PDF)★
さらに!!
おかエビ〜!深海5,000メートルへの挑戦
【「しんかい6500」帰国報告 整備場から生中継】JAMSTEC×ニコ生
8月18日(日)19:30からニコニコ生放送にて中継しました。
無料アカウントを登録いただくと録画映像をご覧いただけます。
【出演】
・高井 研(JAMSTEC 海洋・極限環境生物圏領域 プログラムディレクター)
・吉梅 剛(JAMSTEC 「しんかい6500」前潜航長)
・櫻井 利明(「しんかい6500」司令)
・池田 瞳(「しんかい6500」コパイロット)
・中村 謙太郎(JAMSTEC システム地球ラボ 研究員)
・増子 瑞穂(MC/フリーアナウンサー)ほか
○特別見学会を100倍楽しむには?
「しんかいレポーター」を大募集
※募集を締め切りました。本当にたくさんのご応募をありがとうございました!ご当選者にはEメールで連絡をいたしました。
深海6500メートルまで潜航調査ができる有人潜水調査船「しんかい6500」や、世界一周航海QUELLE2013の最新情報を夏休みの宿題やブログなどで広く社会に発信していただける「しんかいレポーター」最大30名様をJAMSTEC横須賀本部に特別招待いたします。さらに抽選で1名様には「しんかい6500」耐圧殻内のコックピットから整備作業をご見学いただけます(これはスペシャル!)
○「しんかい6500」特別見学会
日時 2013年8月18日(日)14時00分から17時00分まで
場所 JAMSTEC横須賀本部 潜水調査船整備場 他(〒237-0061神奈川県横須賀市夏島町2-15)
○応募条件
有人潜水調査船「しんかい6500」実機の総合動作試験の様子やトークセッションへの参加を通じて、深海探査技術や最新の研究成果を、夏休みの課題や、ブログなどのソーシャルメディアなどで社会に発信していただける個人の参加者を募集いたします。親子やグループでもご応募いただけます。
ご見学いただける内容(予定) |
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「しんかい6500」実機の公開整備 ・総合作動試験 ・マニピュレーター操作訓練 ・有人潜水調査システムの解説 |
深海サンプルの見学 「しんかい6500」世界一周航海QUELLE2013プロジェクトで深海底から採取したチムニー、深海エビなどをご覧いただけます。 |
トークセッション「深海で生命の起源を探る〜有人深海調査の歴史と未来〜」 |
○募集定員
最大30名様を選考により決定いたします。グループの場合は最大3名までご応募いただけます。
○参加費
無料(ただし交通費は各自でご負担ください)
○申し込み方法
※募集を締め切りました。本当にたくさんのご応募をありがとうございました!
必要事項をご記入の上、下記の申し込みページからご応募ください。
○応募期限
2013年8月9日(金)12:00まで
さらにWチャンス!!
※募集を締め切りました。本当にたくさんのご応募をありがとうございました!
ご応募いただいた方の中から抽選で、この夏にJAMSTECが主催・協力する特別展チケット(各5組10名様)が当たります。
- 特別展「深海」(10月6日まで) 国立科学博物館(東京上野)
- 夏の特別展「深海探検 海底二万里の世界」(9月1日まで)新潟県立自然科学館
- 特別展「深海たんけん!」(9月1日まで)名古屋市科学館
- 企画展「海」(12月1日まで) 京都大学総合博物館
- 「船のなるほど展」(9月23日まで)北九州イノベーションギャラリー
○当選の連絡について
当選者のみにEメールでご連絡いたします。また、Wチャンス!特別展チケットの当選発表は発送をもって代えさせていただきます。
○JAMSTEC横須賀本部までのアクセス
京浜急行線「追浜駅」発着の参加者用シャトルバス(無料)をご利用ください。集合場所と時間等は当選者にご連絡いたします。
なお、福祉車両等を除き、自家用車での来場は出来ません。また、近隣の施設に利用可能な駐車場はございません。
○お問い合わせ先
海洋研究開発機構 事業推進部 広報課(担当:吉澤)
TEL:046-867-9070
E-mail:shinkai_tour@jamstec.go.jp
- 代表者は18歳以上に限らせていただきます。
- 許可された見学エリアと機器だけを撮影いただけます。
- 電源、インターネット回線は提供できません。必要な場合は各自でご準備ください。
- 潜水調査船整備場は、空調設備がありません。天候によっては屋外同様に暑くなることが予想されますので予めご了解ください。
- 実際に整備作業を行っている現場に立ち入るため、動きやすく、多少汚れても良い服装でお願いいたします。スカートはご遠慮ください。なお、災害防止のためサンダルとハイヒールはお断りいたします。
- 車椅子など見学にお手伝いが必要な場合は事前にお申し出下さい。
- 酒気を帯びた方のご参加は、お断りいたします。
- 見学会の様子は報道取材される可能性があります。またウェブでの中継などご見学中の様子を撮影いたします。当機構のウェブページ、広報誌等に公表する事がございます。予めご了承ください。