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2018年1月15日(月) : ベンクル


"IOP Ending イヴ"

YMC-Sumatra 2017 集中観測期間もいよいよ明日が最終日です。
1日早いですが、集中観測に協力してくださった地元の州政府、海軍、警察、港湾当局、空港当局、さらにラジオゾンデやレーダー観測などを担当した気象・気候・地球物理庁(BMKG)の各セクションの職員はもちろん、技術評価応用庁(BPPT)やベンクル大学の教員と学生、そして複数の地元メディアまで総勢50名を超える参加を得て、IOP報告会を開催しました。冒頭、観測風景のスライドショーが流れた後で、BMKG研究開発センター局長のUrip博士から、今回特に主要活動となったラジオゾンデ観測について、各種統計情報(到達高度分布や、最低・最高到達高度に達した担当者の発表−ただし、別にそれで良し悪しが言及されるわけではありません!)を交えて順調に観測が行われたことの報告がありました。JAMSTECからは、YMC研究コミュニティを代表して、最初のIOPが事故・トラブルなく終わろうとしていることに謝意を示すと同時に、初期解析結果を数例提示し、最後に今後の活動予定を紹介しました。今後発表される多数の論文によって、ブンクル(※)の名は有名になるであろうことを、そしてまた、近い将来ブンクルに成果還元となる成果を持って報告会を行うために研究者が戻ってくることを。報告会最後には、参加・協力の証として、謝意を記した証明書が各機関の代表者に手渡され、記念撮影が幾度も行われました。(KY)

※ … 集中観測の行われた “Bengkulu” は、日本語表記では一般に「ベンクル」と記されます。しかし、実際の発音は「ブンクル」に近いです。このため、本ブログにおいても、現地に赴いた研究者からの投稿記事では、しばしばベンクルではなく、ブンクルとしたためられています。ご確認ください!