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受賞のお知らせ

2010年

2010年12月21日

関口 峻允 研究支援パートタイマーが平成22年度岩手県三陸海域研究論文知事賞を授賞

関口峻允研究支援パートタイマー

関口 峻允 研究支援パートタイマー(海洋・極限環境生物圏領域 海洋生物多様性研究プログラム 極限生命細胞研究チーム)が平成22年度岩手県三陸海域研究論文知事賞を授賞しました。
岩手県三陸海域研究論文賞は、若手海洋研究者の育成と三陸地域の海洋研究の活性化を目的に、三陸沿岸地域の海洋研究機関の協力の下、昨年度から実施されているものです。
今回の授賞は、「日本海溝三陸沖から分離した環境浄化に役立つ深海性微生物の研究」が評価されたものです。


2010年12月6日

才野 敏郎 プログラムディレクターが第38回地球化学研究協会学術賞「三宅賞」を受賞

才野敏郎PD

才野 敏郎 プログラムディレクター(地球環境変動領域)が、第38回地球化学研究協会学術賞「三宅賞」を受賞いたしました。
この賞は、地球化学に顕著な業績をおさめた科学者に贈られるもので、今回の受賞は「窒素同位体およびリモートセンシングを用いた海洋物質循環の先駆的研究」が評価されたことによるものです。
授賞式および記念講演会は、2010年12月4日の地球化学研究協会2010年度第47回霞ヶ関環境講座の席において行われました。


高野 淑識 研究員が第7回地球化学研究協会「奨励賞」を受賞

高野淑識研究員

高野 淑識 研究員(海洋・極限環境生物圏領域)が、第7回地球化学研究協会「奨励賞」を受賞いたしました。
この賞は、2001年度から若手研究者に対し行ってきた研究助成を「奨励賞」と改め贈呈しています。
今回の受賞は「生体有機物のステレオアイソマーとキラリティーに関する物質進化および生物地球化学的研究」によるものです。
授賞式および記念講演会は、2010年12月4日の地球化学研究協会2010年度第47回霞ヶ関環境講座の席において行われました。


2010年11月17日

「地球シミュレータ」がHPCチャレンジアワードの1指標で第1位を受賞
-Global FFTで世界最高速を達成-

地球シミュレータ
地球シミュレータ

平成21年3月より運用を開始した「地球シミュレータ」で実施したHPCチャレンジアワードにおいて、科学技術計算で多用される計算パターンから抽出した4つの重要な指標を対象に最高性能を競う「クラス1」の1指標である高速フーリエ変換の総合性能(Global FFT)で世界最高速の11.876TFLOPS(テラフロップス)を達成し、米国ニューオリンズで開催されている国際会議SC10内の表彰式(11月16日(現地時間))で第1位を受賞しました。

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2010年11月15日

橋岡 豪人 特任研究員が国際ワークショップIMBIZO IIでBest Young Scientist Presentation Awardを受賞

橋岡豪人特任研究員

橋岡 豪人 特任研究員(地球環境変動領域)が、ギリシャで開催された IMBER(Integrated Marine Biogeochemistry and Ecosystem Research)の国際ワークショップIMBIZO IIで、Best Young Scientist Presentation Awardを受賞いたしました。

ポスター発表タイトル:
Potential impact of global warming on North Pacific spring blooms projected by an eddy-permitting 3-D ecosystem model


2010年10月25日

当機構職員5名が執筆協力した「海洋底掘削の基礎と応用」が、住田正一海事技術奨励賞を受賞

海洋底掘削の基礎と応用

当機構の井上 朝哉 技術研究主任(海洋工学センター 先端技術研究プログラム 高性能無人探査機技術研究グループ)、許 正憲 調査役(地球深部探査センター 技術開発室)、難波 康広 技術研究主任(同室 開発グループ)、宮崎 英剛 サブリーダー(同室 開発グループ)、和田 一育 サブリーダー(同室 工務グループ)の5名が執筆に協力した「海洋底掘削の基礎と応用」(成山堂書店 2010年6月発行)が、2010年度住田正一海事技術奨励賞を受賞しました。
この賞は、永年海運、造船事業に従事するかたわら、海事資料叢書の刊行、廻船式目の研究等を通じて、広く海事文化の発展に寄与された故住田正一氏を記念し、舶用・造船関係の研究図書・論文に対し贈られるものです。


2010年10月5日

井上 朝哉 技術研究主任がIEEE/OES Japan Chapter Young Researcher Awardを受賞

井上 朝哉 技術研究主任

井上 朝哉 技術研究主任(海洋工学センター 先端技術研究プログラム 高性能無人探査機技術研究グループ)が、IEEE/OES(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Oceanic Engineering Society)Japan ChapterのYoung Researcher Awardを受賞いたしました。
この賞は、IEEE/OESが主催・共催する国際学術会議において優秀な論文発表を行った若手研究者を表彰するもので、今回の受賞は、現在研究開発中の新しい海底走行装置であるFlipper Type Crawler Systemが評価されたものです。


2010年10月4日

地震・津波観測監視システム(DONET)が平成22年度情報化促進貢献個人等表彰「情報化月間推進会議議長表彰」を受賞

地震・津波観測監視システム(DONET)

当機構が開発した地震・津波観測監視システム(DONET)が、この度、平成22年度情報化促進貢献個人等表彰「情報化月間推進会議議長表彰」を受賞しました(写真は、金田 義行 地震津波・防災研究プロジェクトリーダー)。
本表彰は、経済社会の情報化の促進に多大な貢献をなしたと認められる個人、企業等及び情報化を進めるため著しい効果をあげている情報処理システムを表彰することにより、国民の情報化に対する認識を高めるとともに国民生活の向上及び国民経済の健全な発展に寄与することを目的とするものです。
このうち、情報処理システム部門(情報化月間推進会議議長表彰)は、国民の健康の増進や教育文化の向上、企業経営の高度化・合理化など我が国の情報化の推進に資する情報処理システムであって、技術的、社会的波及効果が優れているものや先進性に富んでいるもの、安全性、信頼性に優れているシステムを表彰するものです。


杉浦 幸之助 主任研究員が2010年度日本雪氷学会平田賞を受賞

杉浦 幸之助 主任研究員 写真

杉浦 幸之助 主任研究員(地球環境変動領域 北半球寒冷圏研究プログラム 雪氷変動研究チーム)が、2010年度日本雪氷学会平田賞を受賞いたしました。
この賞は、雪氷学の研究に顕著な成果をあげ、今後の発展を奨励することが適当と考えられる者に贈られるものです。
今回の受賞は、「吹雪のスプラッシュ過程ならびに熱交換過程のモデル化と広域水循環評価に関する研究」が評価されたことによるものです。
授賞式は2010年9月28日の日本雪氷学会雪氷研究大会において行われました。


2010年9月24日

Dr. Lennart J. de Nooijer(現Utrecht大学)がPaul Brönnimann Awardを受賞

Dr. Lennart J. de Nooijer(現Utrecht大学)

2年前までJSPSポスドクとしてJAMSTECに滞在していたDr. Lennart J. de Nooijer(現Utrecht大学)がPaul Brönnimann Awardを受賞いたしました。
この賞は、有孔虫に関して優れた研究を行っている若手研究者に与えられるもので、4年に1回しか授与されません。
受賞タイトルは、"Foraminifera promote calcification by elevating their intracellular pH"です。
受賞内容は、彼がJAMSTECに滞在中に始めた研究で、われわれの研究が高く評価されていることにもなります。


2010年8月23日

山口 保彦 研究生が第28回有機地球化学シンポジウムで最優秀ポスター賞を受賞

山口 保彦 研究生写真

山口 保彦 研究生(海洋・極限環境生物圏領域 海洋環境・生物圏変遷過程研究プログラム 生物地球化学研究チーム)が、新潟県長岡市で開催された第28回有機地球化学シンポジウム(長岡シンポジウム2010)で最優秀ポスター賞を受賞いたしました。


2010年8月11日

嶋根 康弘 研究生が国際学会Halophiles2010でポスター賞を受賞

嶋根 康弘 研究生写真

嶋根 康弘 研究生(海洋・極限環境生物圏領域 海洋生物多様性研究プログラム 海洋有用物質の探索と生産システムの開発研究チーム)が、中国(北京)で行われた国際学会Halophiles2010でポスター賞を受賞いたしました。


2010年7月15日

秦田 勇二 チームリーダーがマリンバイオテクノロジー学会 岡見賞を受賞

秦田 勇二 チームリーダー(海洋・極限環境生物圏領域 海洋生物多様性研究プログラム 海洋有用物質の探索と生産システムの開発研究チーム)が、マリンバイオテクノロジー学会 岡見賞を受賞いたしました。
この賞は、マリンバイオテクノロジーの発展に関連する技術面でのオリジナリティーのある成果に対して贈られるもので、今回の受賞は「深海微生物酵素のバイオテクノロジーへの応用」が評価されたことによるものです。


2010年6月22日

松野 太郎 特任上席研究員が「世界気象機関IMO賞」を受賞

松野 太郎 特任上席研究員写真

松野 太郎 特任上席研究員(IPCC貢献地球環境予測プロジェクト)が、「世界気象機関IMO賞」を受賞しました。本受賞は日本人で初めてとなります。
「世界気象機関IMO賞」は、世界気象機関における最高の賞であり、気象学、気候学、水文学やそれに関連する分野の進展、並びにそれらの国際的な活動の推進において多大な貢献を成した科学者に贈られるものです。
松野特任上席研究員は、特に大気力学の分野における研究の発展や、日本における気候研究の推進、さらに「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」や世界気象機関を含む数多くの国際的な活動に貢献しました。今回の受賞は、これらの功績が評価されたものです。


北里 洋 領域長が日本古生物学会賞(横山賞)を受賞

北里 洋 海洋・極限環境生物圏領域長写真

北里 洋 領域長(海洋・極限環境生物圏領域)が、日本古生物学会賞(横山賞)を受賞いたしました。
この賞は、長年にわたり古生物学の研究に顕著な成果をあげた者に贈られるもので、北里領域長で13人目の受賞です。
今回の受賞は、「有孔虫生物学」、「実験古生物学」とよばれる新しい学問領域を創設するとともに,国内外を通じて広く社会に活躍する幾多の有為な人材を養成することを通じて、日本と世界の学問発展に貢献し,世界に日本の微古生物学のレベルの高さと多様性を広く認めさせた。また、地球惑星科学、統合生物学などの関連分野における古生物学研究の発展に多大な貢献を行っていることが評価されたことによるものです。
2010年6月12日の2010年日本古生物学会総会の席で贈呈式が行われました。
受賞理由、授賞式風景などは、7月に出版されます、古生物学会和文誌「化石」に掲載されます。


2010年6月7日

近藤 洋輝 特任上席研究員が2010年度日本気象学会「藤原賞」を受賞

近藤 洋輝 特任上席研究員写真

近藤 洋輝 特任上席研究員(IPCC貢献地球環境予測プロジェクト)が、2010年度日本気象学会「藤原賞」を受賞いたしました。
この賞は、気象学に関する調査、研究、総合報告、著述等により、日本の気象学および気象技術の向上に寄与した者に贈られるものです。
今回の受賞は、「わが国における地球温暖化研究の推進への貢献」が評価されたことによるものです。
贈呈式および記念講演は2010年5月24日の気象学会春季大会において行われました。


2010年5月24日

石橋 正二郎 技術研究主任が第8回堀田記念奨励賞を受賞

石橋 正二郎 技術研究主任写真

石橋 正二郎 技術研究主任(海洋工学センター 先端技術研究プログラム 巡航探査機技術研究グループ)が、海洋理工学会 第8回堀田記念奨励賞を受賞しました。
この賞は、海洋に関わる理学研究と工学研究の発展を図るため、理学または工学において顕著な成果を挙げた39歳以下の若手研究者に対して、毎年一名に授与されるものです。
今回の受賞は、論文「回転運動がもたらす慣性航法誤差の軽減効果」(海洋理工学会誌 Vol.13, No1(2007)掲載)が評価されたことによるものです。
授賞式は、2010年5月21日の海洋理工学会 平成22年度春季大会において行われました。
なお、平成22年度秋季大会にて受賞記念講演を行う予定です。


西浦 泰介 ポストドクトラル研究員が2009年度(第28回)粉体工学会論文賞を受賞

西浦 泰介 ポストドクトラル研究員

西浦 泰介 ポストドクトラル研究員(地球内部ダイナミクス領域)が2009年度(第28回)粉体工学会論文賞を受賞しました。

受賞論文:
微粒子懸濁液滴の乾燥挙動シミュレーションによる顆粒形態形成機構の解明
著者:
宮崎重人、西浦泰介、下坂厚子、白川善幸、日高重助(同志社大学)
掲載誌:
粉体工学会誌 第45巻第9号 pp.632-641(2008)
受賞理由:
微粒子懸濁液の噴霧乾燥プロセスは、セラミックスや食品、医薬品の顆粒製造法として汎用されている。製品の高品質化には顆粒の形態や力学特性の制御が重要であるが、噴霧液滴は微小で、瞬時に乾燥するため、一般に顆粒形成機構の解析は困難であり、その微視的理解は進んでいない
本論文では、微粒子懸濁液の噴霧液滴の乾燥過程におけるバインダーの挙動に着目し、スラリー液滴乾燥挙動のDEM-CIP法連成シミュレーションにバインダー偏析モデルを組み込んだ新規シミュレーション法を提案している。噴霧乾燥実験により、顆粒構造はバインダー添加量に応じて中実、中空、陥没構造に変化することが示された。また、シミュレーションで構築される顆粒構造は、実験結果と同様の傾向を示した。さらに、本法による顆粒形成機構の考察に基づき、顆粒構造の制御には液体の粘土及び表面張力が重要であることを指摘した。以上のように、本論文の内容は、実用的に有用な知見を含んでおり、工学的にも学術的も優れ、今後の噴霧乾燥プロセスの発展に大いに寄与するものであり、粉体工学会論文賞に値するものと判断した。(『粉体工学会誌Vol.47 No.4』より転載)

2010年4月6日

深澤 理郎 領域長、磯﨑 芳男 センター長の両名が文部科学大臣表彰を受賞

深澤 理郎 領域長(左)と磯﨑 芳男 センター長(右)
深澤 理郎 領域長(左)と磯﨑 芳男 センター長(右)

深澤 理郎 領域長(地球環境変動領域)、磯﨑 芳男 センター長(海洋工学センター)が、平成22年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました。

この賞は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的として、文部科学省が定めているものです。

今回の受賞は、

深澤領域長においては、
部門:研究部門
業績名:太平洋の深海における海の温暖化の研究

磯﨑センター長においては、
部門:科学技術振興部門
業績名:新掘削方式を用いた科学掘削船開発による科学掘削技術の振興

により受賞しました。


「ちきゅう」コアリング技術が第15回日本地層評価シンポジウムの最優秀論文賞を受賞

改良前、改良後のコアビット

掘削によるコア試料の回収率・品質向上に向けて技術開発を実施しているCDEXエンジニアの眞本・河野・和田による発表が、第15回日本地層評価シンポジウムでの最優秀論文に選ばれました。

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