第1回「Sand for Students」野外授業を北海道で開催しました。 2005年7月に完成した地球深部探査船「ちきゅう」は、2007年からの統合国際深海掘削計画(IODP)での科学探査に向けて試験を繰り返しています。 2006年夏には、下北半島東方沖で試験掘削を行う予定にしており、海底下の地質試料(コア)を採取する予定です。海底下に伸びる堆積物の陸からの供給源として、北海道・東北エリアに注目。砂を採取し分析する野外授業を北海道の鵡川で実施しました。
授業概要
- 開催日
- 2005年 10月 2日
- 試料採取場所
- 鵡川河川敷(北海道勇払郡鵡川町)
大野川(北海道函館市) - 実施校
- 北海道厚真高等学校
遺愛女子中学校・高等学校
- 主催
- 海洋研究開発機構(JAMSTEC)
- 講師・スタッフ
- 横山一己(国立科学博物館)他
野外実習の様子

はじめに、この地域の地質の特徴についての話

椀かけで重鉱物を集めよう

水中で椀を回して、軽い鉱物を飛ばし、重鉱物だけを集めます

採取した鵡川の砂の重鉱物が集まりました