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9月1日(火)


"アンビル祭り!(/^o^)/ワッショイ"

観測も残り14日となりました。
低気圧が通過したり、みらいの北西で台風9号ができたりと最近は天気の芳しくない日が続いておりました。
徐々に天気も回復、海況もよくなってきており、今日は青空の下、ヘリウムボンベの交換作業を行いました。
交換が終わりふと空を見上げると、ボンベ交換前は小さかった2つの積乱雲が見事に成長していて、どちらもきれいなアンビルを形成していました。
そして、船首方向にも立派な雲が!こちらもアンビルが伸びていて、我々をワクワクさせてくれます(写真では見にくくてすいません)。
今日のお昼はアンビル祭り(/^o^)/でした。アンビル好きにはたまらない、よだれダラダラになる空を共有したいと思いブログを綴った次第です。
残り少ない観測日数ですが、よだれ案件は見つけ次第ブログに載せたいと思います。
P.S. 2枚目の写真で見られる吊るされた網?が僕にはどうしてもエヴァンゲリオンの使徒に見えてしまいます(病気でしょうか)。第三使徒のサキエルの顔を横にして伸ばしたようにも見えますし、破の第七使徒(海面を歩く時計みたいな使徒)にも見えます。 下船したら眼鏡を買い替えないといけないようです。
(K.I.)



9月1日(火)


"月夜の観測"

雨の夜も、風が強い夜も、波が高い夜も続く3時間毎観測ですが、今夜は満月の下で穏やかに観測です。
月明かりがあると雲の種類や量、雨雲到達までの時間が判断できて、とても便利です。
一方、光を使ったライダーの水蒸気観測では、月光がノイズの原因になることもあります。
ライダー担当としてデータへの影響も気になりつつ、夜空に探しているのは月の虹。
月光を反射した夜の淡い虹を数年前の航海で見てから、もう一度見たいと願っているのですが、そろそろ夜が明けそうです。
残りの観測も穏やかな夜になりますように。
(KT、写真提供:NME観測技術員)