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地球情報基盤センター

本研究グループが取り組んでいるプロジェクト

Last update: 2018/9/18

  革新的イノベーション創出プログラム(COI-STREAM)「水」大循環をベースとした持続的な「水・人間環境」構築拠点

  
気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)

  
NEDOプロジェクト「気象情報に基づく橋梁の大気腐食モデル開発」

革新的イノベーション創出プログラム(COI-STREAM)「水」大循環をベースとした持続的な「水・人間環境」構築拠点


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気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT)


 「気候変動の影響への適応計画」が閣議決定されました(2015年11月末)。これにより、豪雨、猛暑などの極端気象現象の増加、農林水産物の生育障害や品質低下などの気候変動の影響に対し、国、地方自治体、企業等、さまざまなレベルで適応策の立案と実行が今後本格化する方向です。文部科学省では、地方自治体が地域特性に応じて気候変動の影響への適応に取り組むことができるよう、下記3課題を地方自治体と協働で開発し、地域特性に応じた導入を支援するため、「気候変動適応技術社会実装プログラム(SI-CAT: Social Implementation Program on Climate Change Adaptation Technology)」 を2015年12月に開始しました。(SI-CATプログラムの詳細はこちらへ。)

課題①信頼度の高い近未来予測技術の開発
課題②超高解像度ダウンスケーリング技術の開発
課題③気候変動の影響評価等技術の開発

 JAMSTECは課題①と②の技術主幹機関として認定されています。中でも、当グループは課題②の中のサブ課題を担当し、ヒートアイランドに関する適応策検討・策定のために、1kmよりも細かなスケールの気候予測情報を創出するための力学的ダウンスケール手法を開発し、都市暑熱環境に関する適応策を事前評価するためのシミュレーションを実施し、自治体等に情報を提供します。


実在都市街区を対象として、建物や街路樹を解像した詳細な街区暑熱環境シミュレーションを実施した例


NEDOプロジェクト「気象情報に基づく橋梁の大気腐食モデル開発」


 物質材料研究所と電力中央研究所と協力し、IoT技術やビッグデータを活用した地方自治体管理施設の効率的な点検・管理手法を目指し、高解像度気象シミュレーション結果に基づく飛来海塩量データを活用した大気腐食モデル開発に取り組みます。


銚子大橋を対象とした5mメッシュの超高精細・飛来海塩シミュレーション結果
~2017年7月17日14時30分の前10分間平均値、高度12.5m断面図~

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