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スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」が「情報処理技術遺産」に認定されました

スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」が、2020年2月28日、一般社団法人情報処理学会より「情報処理技術遺産」に認定されました。

情報処理技術遺産とは、我が国の情報処理技術の発展の経緯を記録に残すことを目的として、 2009年から実施されており、 歴史特別委員会より2020年1月までに103件が認定されています。

「地球シミュレ ータ」は地球温暖化や地殻変動など地球規模の物理現象のシミュレーションのために開発されました。2002年の運用開始後、スーパーコンピュータの計算性能の世界ランキングであるTOP500で1位を獲得し、以後5期連続でトップの座を占めるとともに、 信頼性の高いシステムとして稼働直後から実アプリケーションプログラムの実行に高効率の計算能力を発揮し、 内外に大きな衝撃を与えました。

地球シミュレータは、2009年、 2015年にシステムが更新され、現在はJAMSTEC横浜研究所に設置された三代目の地球シミュレータが、地球科学に関する様々なシミュレーションを行っています。

地球シミュレータ
2002年4月ニュー ヨ ー ク・タイムス紙に”Computonik’’として掲載された写真。
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