本課題の目的

中緯度の海洋は大気変動に受動的に変動するだけという従来の気候力学の常識を覆し、強い暖流域と水温前線域は能動的に大気に影響する「気候系のhotspot」であるという我々が確立した新パラダイムを、観測研究と数値モデリングの融合により更に深化させる。同時に「大気・海洋変動の予測の可能性」や「地球温暖化」の分野にまで応用し、格段に進展させる。最先端の観測技術と高解像度数値モデリングを駆使し、hotspotにおける多階層的な大気海洋のスケール間相互作用の理解を進め、それが豪雨・豪雪や爆弾低気圧・台風など顕著な気象現象や海流の予測にどう影響しうるか、その包括的知見を初めて得る。さらに、温暖化した気候系でhotspotが果たす役割や、数値気候モデルでのその再現性が、将来の気候の予測に与え得る不確実性、温暖化したhotspot近傍での顕著な気象現象の変調に関する知見から、大きな学術的・社会的波及効果を得ることを目的とする。


News&Topics

2024年3月23日(土)に、本プロジェクトの公開シンポジウムが東京大学駒場キャンパスで開催されました。盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただいた多くの皆様に感謝申し上げます。

2024/03/27
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
若手研究者連絡会の活動を更新しました。
【詳細】若手研究者連絡会
2024/03/06
2022年夏に実施した東シナ海3隻同時集中観測の情報を掲載しました。
【詳細】東シナ海3隻同時集中観測
2024/02/14
A02公募研究6 中村啓彦(鹿児島大学)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース 関連記事
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2024/01/26
顕著現象ワーキンググループのページを掲載しました。
【詳細】研究組織・メンバー
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
若手研究者連絡会の活動を更新しました。
【詳細】若手研究者連絡会
JPCZ/日本海サブワーキンググループの活動を更新しました。
【詳細】JPCZ/日本海サブワーキンググループ
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
研究成果紹介「JPCZとブロッキングとの関係」を公開しました。
【詳細】研究成果紹介
2023/11/22
若手研究者連絡会の活動を更新しました。
【詳細】若手研究者連絡会
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2023/10/10
A03-9 釜江陽一助教(筑波大学)が2023年度「日本気象協会岡田賞」を受賞しました。
【詳細】日本気象協会ウェブページ
A02-3 天野未空(三重大学大学院生)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
A02-5 岡英太郎(東京大学)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
A02-6 木戸晶一郎(海洋研究開発機構)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
メンバー情報を更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2023/07/07
用語解説のページ「海洋熱波」を追加しました。
【詳細】用語解説
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2023/06/09
A02-3 立花義裕教授(三重大学)が令和4年度三重大学賞(研究分野)を受賞しました。
【詳細】三重大学ウェブページ
A01-2 田村健太・佐藤友徳(北海道大学)が当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
データ公開ページを新設しました。
【詳細】データ公開
メンバー情報を更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2023/04/28
A02-6 野村尚平(当時 富山大学大学院生)・田口文明(富山大学), A02-7 岡島 悟(東京大学)が当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
A02-4 茂木信宏(東京大学), 大畑 祥(名古屋大学), 吉田 淳(国立極地研究所), 足立光司(気象庁気象研究所)が当新学術 領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
2023年1月に実施した冬季日本海観測の情報を掲載しました。
【詳細】JPCZ集中観測
2023/04/11
A03-9 釜江陽一助教(筑波大学)が2023年度日本気象学会正野賞を受賞しました。
【詳細】日本気象学会ウェブページ
A02-7 髙薮 縁教授(東京大学)・中村 尚教授(東京大学)が令和5年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)を受賞しました。
【詳細】文部科学省ウェブページ
2023/04/06
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
メンバー情報を更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
若手研究者連絡会の活動を更新しました。
【詳細】若手研究者連絡会
用語解説のページを更新しました。
【詳細】用語解説
JPCZ/日本海サブワーキンググループの活動を更新しました。
【詳細】JPCZ/日本海サブワーキンググループ
2023/02/06
JPCZ/日本海サブワーキンググループの活動を更新しました。
【詳細】JPCZ/日本海サブワーキンググループ
用語解説のページを更新しました。
【詳細】用語解説
2023/01/12
A02-3 立花 義裕(三重大学), 本田明治(新潟大学), 山中晴名(三重大学大学院生), 畑大地(新潟大学大学院生), 柏野祐二(水産大学校), A02-5 西川はつみ(東京大学), A01-2 川瀬宏明(気象庁気象研究所)が当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
A03-9 山本 絢子助教(東京海洋大学)が Asia Oceania Geosciences Society (AOGS) Annual Meeting 2022で OS-Kamide Lecture を受賞しました。
【詳細】AOGSウェブページ
A03 公募研究 8 神山 翼助教(東京海洋大学)が Asia Oceania Geosciences Society (AOGS) Annual Meeting 2022で AS-Kamide Lecture を受賞しました。
【詳細】AOGSウェブページ
メンバー情報を更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2022/12/20
A02-4 岡島 悟特任助教(東京大学)が2022年度日本気象学会山本賞を受賞しました。
【詳細】日本気象学会ウェブページ
研究成果紹介「温暖化時の下層雲量減少は雲頂大気混入にもとづく指標で説明できる」(神代剛、川合秀明(気象研究所・計画研究A02-4班))を公開しました。
2022年7-8月に実施した北海道南東方沖の航空機観測の情報を掲載しました。
【詳細】北海道南東方沖の観測
2022年1月に実施した冬季日本海観測の情報を掲載しました。
【詳細】冬季日本海の観測
黒潮大蛇行サブWGの活動を更新しました。
【詳細】黒潮大蛇行サブWG
メンバー情報を更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
観測の紹介ページを更新しました。
【詳細】観測
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2022/11/18
2022年7-8月に実施した北海道南東方沖の観測の情報を掲載しました。
【詳細】北海道南東方沖の観測
三重大学で開催したYHSサマースクールの情報を掲載しました。
【詳細】YHSサマースクール2022in三重大学
三重大学で開催した研究集会の情報を掲載しました。
【詳細】中緯度大気海洋相互作用の観測・解析に関する研究集会
メンバー情報を更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
観測の紹介ページを更新しました。
【詳細】観測
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2022/09/06
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2022/07/28
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
メンバー情報を更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2022/06/10
東シナ海集中観測について鹿児島大学ウェブページで紹介されました。
【詳細】鹿児島大学ウェブページ
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2022/05/30
A02-7 中村尚教授(東京大学)が日本地球惑星科学連合フェローを受賞しました。
【詳細】日本地球惑星科学連合ウェブページ
札幌で開催した研究集会の情報を掲載しました。
【詳細】主に若手のための対面会合in北海道大学
公募研究課題情報を更新しました。
【詳細】公募研究
若手研究者連絡会の活動を更新しました。
【詳細】若手研究者連絡会
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2022/05/20
A02-4 松井仁志准教授(名古屋大学)が日本気象学会学会賞を受賞しました。
【詳細】日本気象学会ウェブページ
ゾンデ練習会の情報を掲載しました。
【詳細】観測
若手研究者連絡会の活動を更新しました。
【詳細】若手研究者連絡会
メンバー情報を更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
2022/04/07
第2期公募研究課題関連の情報を掲載しました。
【詳細】研究組織・メンバー
2022/03/30
用語解説のページを更新しました。
【詳細】用語解説
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2022/03/15
JPCZ/日本海サブワーキンググループのページを掲載しました。
【詳細】研究組織・メンバー
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2022/02/22
A02-3 立花 義裕(三重大学), 柏野祐二(水産大学校), 本田明治(新潟大学)、A02-5 西川 はつみ(東京大学)が当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
日本海の観測航海がテレビ朝日のニュースで紹介されました。(2022年1月19日放送)(その1)(その2)
A03-9 釜江 陽一(筑波大学)、A01-2 川瀬 宏明(気象庁気象研究所)が当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
「JPCZ/日本海サブワーキンググループ」が発足しました。
【詳細】研究組織・メンバー
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2021/11/30
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
研究組織・メンバーの紹介ページを更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2021/11/01
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
研究組織・メンバーの紹介ページを更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2021/10/19
研究組織・メンバーの紹介ページを更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2021/10/04
研究成果紹介「海洋表層 ⇔ 海洋内部の熱・塩分輸送量」を公開しました。
研究組織・メンバーの紹介ページを更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2021/09/16
会議・シンポジウム、業績一覧のページを更新しました。
2021/08/31
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2021/08/20
第2期公募研究(令和4−5年度)の募集が開始されました。第2期公募研究の内容を公開しました。
2021/07/28
研究成果紹介「黒潮大蛇行で夏の関東蒸し暑く」を公開しました。
2021/07/07
研究紹介動画のページを更新しました。
【詳細】研究紹介動画
A02-7 立花 義裕(三重大学)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
2021/07/01
研究成果紹介、若手研究者連絡会黒潮大蛇行に関するサブワーキンググループのページを更新しました。
2021/06/11
研究成果紹介「中緯度海洋が梅雨前線と梅雨期豪雨に及ぼす影響」を公開しました。
A03-8 小坂優准教授(東京大学)が日本惑星科学連合第4回西田賞を受賞しました。
【詳細】日本惑星科学連合ウェブページ
A02-4 茂木信宏助教(東京大学)が日本惑星科学連合第4回西田賞を受賞しました。
【詳細】日本惑星科学連合ウェブページ
2021/05/24
A02-4 茂木信宏助教(東京大学)が2021年度日本気象学会賞を受賞しました。
【詳細】日本気象学会ウェブページ
A02-7 山崎哲(海洋研究開発機構)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
2021/05/17
観測の紹介ページを更新しました。
【詳細】観測
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2021/05/10
北西太平洋黒潮再循環域の観測航海白鳳丸KH-21-1航海「酸素・pHセンサー付フロートによる亜熱帯モード水の形成・輸送・散逸過程の研究」主席研究員:岡英太郎
この観測がテレビ朝日「報道ステーション」で紹介されました(2021年5月5日放送)
2021/04/30
研究成果紹介「対馬海流の流量が増加している」を公開しました。
2021/04/23
A02-3 榎本剛(京都大学)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2021/04/09
研究紹介動画のページを公開しました。
【詳細】研究紹介動画
研究成果紹介「船舶観測により捉えられた水塊の十年規模変動とその影響」を公開しました。
研究組織・メンバーの紹介ページを更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
2021/03/29
若手研究者連絡会のページを掲載しました。
【詳細】研究組織・メンバー
2021/03/15
研究組織・メンバーの紹介ページを更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
観測の紹介ページを更新しました。
【詳細】観測
2021/03/01
English ページを公開しました。
English page
2021/02/12
黒潮大蛇行に関するサブワーキンググループのページを掲載しました。
【詳細】研究組織・メンバー
用語解説のページを更新しました。
【詳細】用語解説
2021/02/04
国際ワークショップの開催情報を掲載しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2021/01/25
A01-2 美山透主任研究員(海洋研究開発機構)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
A02-3 立花義裕教授(三重大学)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
A01-2 川瀬宏明主任研究官(気象研究所)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
研究成果紹介「冬に活発な海の小さな現象の年々から十年規模の変動」を公開しました
観測の紹介ページを更新しました。
【詳細】観測
研究組織・メンバーの紹介ページを更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2020/12/25
用語解説のページを更新しました。
【詳細】用語解説
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2020/12/11
研究組織・メンバーの紹介ページを更新しました。
【詳細】研究組織・メンバー
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
業績一覧の紹介ページを更新しました。
【詳細】業績一覧
2020/11/24
研究成果紹介「海の渦の活発・不活発の予測は可能か?」を公開しました
研究成果紹介「日本の東の海域からの水の沈み込みを船舶観測で捉える」を公開しました
2020/10/27
用語解説のページを更新しました。
【詳細】用語解説
2020/10/05
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
研究成果紹介「台風強化に寄与する黒潮の遠隔影響を捉える!」を公開しました
2020/08/07
研究成果紹介「大西洋の数十年規模の海面水温振動における新しいメカニズムの発見」を公開しました
2020/07/03
会議・シンポジウムの紹介ページを更新しました。
【詳細】会議・シンポジウム
2020/07/01
第1期公募研究課題(9課題)の紹介ページを更新しました。
【詳細】公募研究課題
観測の紹介ページを更新しました。
【詳細】観測
2020/04/01
第1期公募研究課題(9課題)が加わりました。
【詳細】公募研究課題
2020/01/06
A02-4 茂木信宏助教(東京大学)らが当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。
【詳細】プレスリリース
2019/09/17
文部科学省科学研究費補助金プロジェクト
新学術領域研究「変わりゆく気候系における中緯度大気海洋相互作用hotspot」のサイトをオープンしました