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掘削事前調査

掘削候補地が決まると、安全に掘削作業が行えるかを確認するために、掘削地点の事前調査を行います。周辺の地質情報や過去の調査記録を収集し、掘削地点の地質を理解するとともに、海底地形図から水深や掘削に適した平坦な地形かを確認します。また、噴出防止装置(BOP: Blow Out Preventer)などが安全に海底に設置できるかを調べるために、ピストンコアラーで海底の地層を採取し、地盤の強度を確認します。その後、マルチチャンネル反射法探査解析により、断層やガスだまりなど、掘削の支障となり得る地質がないか確認します。その他にも、気象や海流の条件により掘削作業に支障が生じないかなども調査します。

  • 調査目的 調査方法
    地質情報の収集 掘削地点周辺の地質情報や過去の調査記録を収集する。
    海底地形図 マルチナロービーム音響測深機別ウィンドウで音波を海底に反射させ、海底地形図を作成する。
    海底の地盤強度 ピストンコアラー別ウィンドウで海底地層を採取し、強度を調べる。
    地質に起因する危険性 マルチチャンネル反射法探査別ウィンドウデータを収集・解析し、海底下の地層を調べる。
    風速、台風、波高など気象・海象条件 過去の気象・海象データを調べる。
    海流 過去の海流データ、および掘削前に係留系(図1)で計測する海流データを収集・解析する。
    また掘削中にも、「ちきゅう」と補給船のドップラー流速計で計測を行う。
  • 係留系の全体図。おもりをつけて海底に固定し、ブイの浮力で海中に立ちあがる系を作り、流速計などの測器をつけて計測する。計測終了後は、船から音波を発信して切離装置を作動させ、おもりを切り離して回収する。

    図1. 係留系の全体図。おもりをつけて海底に固定し、ブイの浮力で海中に立ちあがる系を作り、流速計などの測器をつけて計測する。計測終了後は、船から音波を発信して切離装置を作動させ、おもりを切り離して回収する。

JAMSTECが事前調査で取得したデータは以下のサイトで公開されています。

DARWIN機構の船舶による航海・潜航のデータ・サンプル検索システム別ウィンドウ

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