平成27年度 地球シミュレータ利用報告会
~地球シミュレータによる社会貢献とイノベーションの創造に向けて~
平成28年3月11日に平成27年度地球シミュレータ利用報告会を開催しました。
当日の口頭発表の資料(*)、及び、利用報告会用の研究成果要旨(*)をご覧いただけます。
(*)年度途中での発表のため年度末の最終成果とは限りません。
最終成果は『平成27年度アニュアルレポート』に掲載されます。
【プログラム】
時間 | 口頭発表内容 | 課題責任者 発表者 |
10:00 - 10:05 | 開会挨拶 | 海洋研究開発機構 理事 堀田 平 |
10:05 - 10:10 | 来賓挨拶 | 文部科学省研究振興局 計算科学技術推進室長 工藤 雄之 |
10:10 - 10:40 | 特別講演 災害・ものづくり系シミュレーションとスパコンからのイノベーション |
東京工業大学学術国際情報センター 教授 青木 尊之 |
10:40 - 11:05 | 公募課題 古環境研究および気候将来予測に資する気候数値実験 |
東京大学大気海洋研究所 阿部 彩子 |
11:05 - 11:30 | 所内課題 四次元変分法データ統合システムを用いた全球長期海洋環境の再現 |
海洋研究開発機構地球環境観測研究開発センター 増田 周平 |
11:30 - 11:55 | 所内課題 急変する北極気候システム及びその全球的な影響の総合的解明 |
海洋研究開発機構 北極環境変動総合研究センター 小室 芳樹 |
13:20 - 13:45 | 公募課題 大規模シミュレーションを用いた革新的ロバスト炭素膜による水処理機構に関する研究 |
信州大学 先鋭領域融合研究群 カーボン科学研究所 遠藤 守信 |
13:45 - 14:10 | 所内課題 全球非静力学モデルを用いた高解像度計算による気象擾乱の発生・発達メカニズムとその予測可能性に関する研究 |
海洋研究開発機構 シームレス環境予測研究分野 那須野 智江 |
14:10 - 14:35 | 所内課題 海洋の渦・前線とそれらが生み出す大気海洋現象の解明 |
海洋研究開発機構 アプリケーションラボ 野中 正見 |
14:50 - 15:15 | 公募課題 火山ダイナミクスの数値シミュレーション |
東京大学地震研究所 小屋口 剛博 発表者:鈴木 雄治郎 |
15:15 - 15:40 | 所内課題 先端的固体地球シミュレーションコードの開発 |
海洋研究開発機構 数理科学・先端技術研究分野 古市 幹人 |
15:40 - 16:05 | 所内課題 持続的な安全社会の構築に資する先端的マルチスケール環境予測シミュレーション |
海洋研究開発機構 地球情報科学技術センター 大西 領 |
16:40 - 17:05 | 特別推進課題 地球温暖化施策決定に資する気候再現・予測実験データベース |
気象庁気象研究所 高薮 出 |
17:05 - 17:30 | 所内課題 北極域環境変動メカニズムの解明に向けた高解像度海氷海洋結合モデリング |
海洋研究開発機構 北極環境変動総合研究センター 渡邉 英嗣 |
- 研究成果要旨 特別推進課題 -
課題名 | 課題 責任者氏名 |
課題責任者所属 |
4次元変分法データ同化システムを用いた高分解能海洋再解析(*1) | 石川 洋一 | 海洋研究開発機構 地球情報科学技術センター |
地球温暖化施策決定に資する気候再現・予測実験データベース(*1)(*2) | 高薮 出 | 気象庁 気象研究所 |
即時津波浸水予測に向けた高分解能・量的津波シミュレーション(*1) | 馬場 俊孝 | 徳島大学 工学部 建設工学科 |
非静力学大気波浪海洋結合モデルを用いた台風-海洋相互作用の研究(*1)(*2) | 坪木 和久 | 名古屋大学 地球水循環研究センター |
ESの全ノードを用いた全球地震波形計算による地球内部構造の解明(*2)(*3) | 坪井 誠司 | 海洋研究開発機構 地球情報科学技術センター |
複数の次世代非静力学全球モデルを用いた高解像度台風予測実験(*2)(*3) | 竹内 義明 | 気象庁 気象研究所 |
内核を取り込んだ新しい地球ダイナモシミュレーション(*3) | 宮腰 剛広 | 海洋研究開発機構 地球深部ダイナミクス研究分野 |
海洋鉛直混合観測データを用いた全球海洋環境再現実験(*3) | 増田 周平 | 海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター |
課題名 | 課題 責任者氏名 |
課題責任者所属 |
即時津波浸水予測に向けた高分解能・量的津波シミュレーション | 馬場 俊孝 | 徳島大学 工学部 建設工学科 |
3次元不均質地球構造での地震・津波波動伝播シミュレーション | 古村 孝志 | 東京大学地震研究所 |
津波による環境汚染予測に向けた高分解能物質輸送シミュレーション | 山中 亮一 | 徳島大学 工学部 建設工学科 |
AFES を用いた火星・金星大気の高解像度大循環シミュレーション | 林 祥介 | 神戸大学 大学院理学研究科 |
火山ダイナミクスの数値シミュレーション | 小屋口 剛博 | 東京大学地震研究所 |
木星型惑星大気の縞状構造の成因の研究 | 竹広 真一 | 京都大学数理解析研究所 |
ヒートアイランドの数値モデルの開発 | 足永 靖信 | 国土交通省 国土技術政策総合研究所 |
サブメソスケール現象が海洋上層の循環に与える影響 | 秋友 和典 | 京都大学 大学院理学研究科 |
海洋変動における微細現象と大規模循環の相互作用 | 升本 順夫 | 東京大学 大学院理学系研究科 |
太陽地球環境システムのシミュレーション研究 | 草野 完也 | 名古屋大学 太陽地球環境研究所 |
計算科学的手法を用いた高レイノルズ数スペクトル統計法則の解明とその乱流モデリングへの応用 | 山本 義暢 | 山梨大学 大学院総合研究部 |
大規模シミュレーションを用いた革新的ロバスト炭素膜による水処理機構に関する研究 | 遠藤 守信 | 信州大学 |
数値天気予報における予測可能性変動メカニズムの解明 | 榎本 剛 | 京都大学防災研究所 |
古環境研究および気候将来予測に資する気候数値実験 | 阿部 彩子 | 東京大学大気海洋研究所 |
大規模LES流体解析による自動車非定常空力予測と性能向上に関する実証解析 | 坪倉 誠 | 神戸大学 大学院システム情報学研究科 |
カノニカル乱流の大規模直接計算とモデリングによる応用計算 | 石原 卓 | 名古屋大学 大学院工学研究科附属計算科学連携教育研究センター |
中緯度大気海洋結合変動が季節予測可能性に与える影響 | 中村 尚 | 東京大学先端科学技術研究センター |
低炭素社会実現のための密度汎関数法に基づいた第一原理分子動力学シミュレーション技術の開発 | 大野 隆央 | 物質・材料研究機構 理論計算科学ユニット |
課題名 | 課題 責任者氏名 |
課題責任者所属 |
<気候変動リスク情報創生プログラム> テーマC:気候変動リスク情報の基盤技術開発 |
高薮 出 | 気象庁気象研究所 |
※1、気候変動リスク情報創生プログラム
要旨の提出は必須ではないため、要旨を提出頂いた課題について掲載
しています。
研究成果報告の詳細については、以下のサイトに掲載される成果報告
書などをご覧ください。
https://www.jamstec.go.jp/sousei/index.html
※2、地球シミュレータ産業戦略利用プログラム
[文部科学省の先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業による
補助事業]
研究成果報告の詳細については、以下のサイトに掲載される利用成果
報告書をご覧ください。
https://www.jamstec.go.jp/es/jp/output/publication/index.html
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