がっつり深める

伊豆・小笠原弧の海底下で、高温のアセノスフェアの流入を確認!日本海の成因解明に大きな前進!

研究が楽しくて仕方ない!

――平井さんは現在、博士課程の2年生と聞きました。科学に興味を持ったきっかけは何ですか?

北海道の十勝で生まれ、子供のころから自然が好きでした。理科教員を目指して、大学は教育学部に進学しました。しかし4年生で配属された研究室でこの研究を始めたら、とても楽しくて。教員の採用試験で合格をいただいたものの、研究を続けたいと考え、後期試験を受けて大学院に進学しました。正直に言うと、教員試験の合格は、大学院に進学した場合は2年間猶予されるので、もし研究が全くだめなら今度は研究経験を生かした先生になろうと考えていました。修士課程でも研究が楽しい気持ちは変わらず、博士課程に進学しました。

――研究の何が楽しいですか?

岩石の採取も分析も、すべて楽しいです。特に楽しいのは、分析を進めていく過程で予想と違うデータが出てきた時です。心がざわめきます。

――将来は、どのような道をお考えですか?

研究の道へ進みたいと考えています。

――きっと素晴らしい研究者になりますね。応援しています。

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