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職員紹介

総務部 総務課

事務系

総務部 総務課

2010年 入社

東京海洋大学大学院 海洋生物資源学科 先端魚類防疫学専攻
研究内容:大学・大学院では、プロバイオティクスが魚類のホルモン・免疫・成長に与える効果、水産用ワクチンの有効性評価等について病理組織学、生理学、免疫学、分子生物学などのアプローチから研究を行いました。

PROFILE

2019年4月から総務部総務課に配属。業務システム・電子決裁システムの整理、事故・トラブルや災害等の緊急対応、機構内の各種ファシリティの整備、機構内の作業場所や研究資材の管理保管場所の整備など、新型コロナウイルス緊急対策本部事務局からカメムシの駆除まで、幅広い業務を担当しています。

CAREER STEP

  • 2010年度
    事業推進部推進課(現対外戦略課、研究資源マネジメント課)へ配属
  • 2013年度
    研究推進部研究推進第1課へ異動
  • 2015年10月~
    産休・育休取得
  • 2019年度
    総務部総務課へ配属
  • 現在に至る

志望動機

高校時代に観たNHKスペシャル・気候大異変でJAMSTECをはじめて知り、将来こんな研究所で科学技術をもって世の中の役に立つ職業に就きたいと漠然とした夢を抱くようになりました。そこからJAMSTECについて色々と調べていくうちに生物学(特に海洋生物学)に興味を持ち、理転し、日本で唯一の海洋に関する総合大学である東京海洋大学に進学しました。入学当初は、大半の理系学生と同様に研究職・開発職を目指しておりましたが、実際に研究室に入り、卒業のかかった実験を始めてみると、結果が出るまでトライ&エラーをひたすら繰り返すことにワクワクや楽しみを感じることよりも、プレッシャーや苦痛を感じることのほうが多くなってしまいました。大好きな海洋生物学の世界から自分だけ取り残されてしまったような感覚に囚われてしまい、なりたい自分と、自分に合う生き方に大きな隔たりがあることに気づかされました。その時、JAMSTEC事務系採用の応募要項を見て、総合職として研究を推進していく道もあることを知り、これだ!とはっきりと確信したのを覚えています。

現在の仕事

総務課の業務は多岐に渡りますが、その中でも事故・トラブルや災害等の緊急対応、withコロナ時代における各種ファシリティの整備、いくつもの部署と連携しながら機構内の全体最適化を図るためのシステム企画立案等、前例が少ない事象にゼロから対応することも多くあります。
総務は「何でも屋さん」と思われることが多いのですが、舞い込んできた事象にその場しのぎの対応をしているだけでは、根本的に問題を解決することはできなく、いつまで経っても後手に回ることしかできなくなります。大局的に見て意味を感じるのであれば即着手しますし、総務課管轄から外れる業務の場合、共通の問題意識を持つ部署同士に対話の場を提供し、他部署が主体的に動けるよう働きかけも行っています。

やりがい

ルーチン業務や忠実な前例踏襲業務があまり得意ではないため、これまでJAMSTECになかったモノ、なかったルールを模索しながら作り出す業務は私にとって苦ではありません。なので、職員の要望を聞いてその場で対応するだけではなく、その要望の基となっている本質的な問題は何か?に気付けることが稀にあるのですが、それをあぶり出して根本的な解決ができた時は本当に嬉しいですし、やりがいを感じます。
わたしは大学院を卒業した後、新卒でJAMSTECに入職したため、他の組織を全く知りません。その弱みを補うために大手企業のシステムエンジニアやプロの法律家、国内外で活躍するコンサルタントなど、社外ネットワークを活用した情報収集に注力しています。他分野で活躍するプロからのアドバイスには必ず参考になるポイントがあり、それを業務の企画立案や改善に役立てた時「わたしのアンテナ!感度良好!」と自画自賛したくなります。

  • 今後の夢

    JAMSTECという組織は、約50年分の目覚しい成果を上げてきた実績がある一方、50年分の試行錯誤や失敗、一時的に流行り、そして廃れた業務の蓄積もあります。そういったものを整理しきれずに、古い手法や惰性で続けているものでがんじがらめになっていると感じています。
    絡まった糸を解くように今ある様々な業務やルールを整理、見直し等を行い、身軽になることで重要な部分の質を上げることができれば、更なる高みを目指せるのではないかと思っています。
    実現する為には、効率的な代替案や受け皿を用意することが必須ですが、そこが一番の課題であり、反発を買いやすい部分でもあります。ただし、そこを乗り越えて新システムや新ルールが定着すれば、組織は自然と回り始めると考えています。
    効率の良い新システムが機能し、職員が変化を楽しめる組織って、ちょっと真似してみたくなりますよね。
    JAMSTECをいつか、国内外の研究機関や民間企業からもお手本として真似たいと思っていただける組織にしていきたいです。欲を言えば、様々な部署で改革を実践し問題点を見つけ、根本的に解決する道筋を自ら探り出し、完遂することに長けた人材をどんどん育て、輩出できるような人材育成機関にできたらいいなと思っております。

※インタビュー内容は2021年2月時点のものです。

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