- JCOPE-T DAによる短期予測 (20日先)
- JCOPE3Mによる長期予測 (2か月先)
を行っています。
ここでは10月22日までのJCOPE-T DAによる短期予測を解説します。短期予測では、黒潮の沿岸への影響がテーマです。
現状と予測
図1・2・3は、JCOPE-T DAで計算した10月2日・10月12日・10月22日の黒潮の状態です。
黒潮は八丈島の北を流れています(C, 図1)。
黒潮は、房総半島で接岸しています(B)。伊豆半島からはやや離れていますが(B)、伊豆半島に向かう流れがあります(図5も参照)。潮岬(E)、室戸岬(F)、九州東岸(H)では黒潮が接岸しています。足摺岬ではやや離岸しています。
足摺岬(G)で接岸する見込みです(図2~3)。
黒潮は八丈島に近づきますが、八丈島の北を流れる接岸流路が続くと予測しています(図3, C)。
伊豆半島からは黒潮が離れそうです(図3)。房総半島でも黒潮が離岸すると予測しています(図3, B)。
黒潮の南で冷水が広がります(図1~3, 図5も参照)。
図4は10月2日午前9時から10月22日午前9時までの予測のアニメーションです。JCOPE-T DAは潮の満ち引きも計算しているので、1時間ごとの図でアニメーションにしています。



図4: 2026年10月2日午前9時から10月22日午前9時までの1時間毎の予測のアニメーション。クリックして操作してください。全画面表示にしたり、途中で停止したりできます。
今週のハイライト: 黒潮南の冷水
図5はJAXAひまわりモニタ・海中天気予報のサイトで見た人工衛星「ひまわり」観測による10月1日の海面水温です。
先週書いたように台風25号により黒潮の南で水温が低下しました。その後、台風26号も通過しています。
冷たい水は時計回りの流れに乗って、広がりつつあるようです。

JCOPE3Mは水平1/12度の分解能で2か月先までの予測を行っています。予測は毎日更新されています。
2026年10月22日までの黒潮「短期」予測 (2026年10月3日発表)