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SDGsの総合的な学習で活用!用賀中学校と海プラ問題を一緒に考えました

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2021年11月、JAMSTECが実施している学校等団体向けプログラム「マリン・ディスカバリー・コース」の「海洋プラスチック研究の最前線を知ろう!」コースが実施されました。ここでは、その様子をレポートします!

今回このコースを利用したのは、昨年度からSDGs(持続可能な開発目標)の研究校として、総合的な学習の時間を活用し、本格的な学習をスタートさせた東京都世田谷区立用賀中学校のみなさん。授業の企画を担当した小島智子先生にお話を伺いました。

「これまで用賀中学校では、生徒たちが自分の興味・関心のある目標を選んで新聞制作やスライドを用いたプレゼンテーションなどを行ったり、学年全員で講演を聞いたりする学習を行っていました。今年度は『全員が学ぶテーマとしてふさわしいものは何か』ということをあらためて考え、『世田谷区は海が身近ではない』ということから、他人事になりがちな海洋プラスチックの問題に注目。SDGs目標14『海の豊かさを守ろう』について学ぶきっかけになればと、このコースを受講させたいと考えました」

 プログラム当日、会場の体育館をのぞいてみると、100人を越す生徒たちがオンライン画面を映し出すスクリーンに真剣な眼差しを向けていました。ナビゲーターが実演するプラスチックの浮き沈みに関する実験では、予想と反する意外な結果(?)に会場が盛り上がる場面も。

オンライン授業の様子

終了後、参加した生徒さんに感想を聞くと、「海といえば、観光名所などのきれいな海のイメージ。こんなに汚い一面があるなんて思いもしていませんでした」(当時2年生、佐藤さん)、「2050年には海の魚の量とゴミの量が同じになってしまうというのは本当にショック。これからは使い捨てプラスチックをできるだけ避けたいと思いました」(当時2年生、若山さん)とさまざまな発見や驚きがあったことを教えてくれました。

インタビュー時の佐藤元気さん、若山千紗さん

 最後に、小島先生は今回のプログラムについて、「生徒たちの真剣な様子が特に印象的だった」と振り返ります。

「海洋プラスチック問題のことを知って改めて思ったのは、物事には良い面もあれば、悪い面もあるということです。だからこそ、若いうちにいろんなことを考えて、自分の意見を持つことが大事。今回のプログラムがそういうことを考えるきっかけになって、将来につながっていくといいなと思いました」

インタビュー時の小島先生

JAMSTECでは、将来を担う多くの若者に海や地球、海洋科学技術に興味をもってもらおうと、学校等団体向けにオンラインでのレクチャーを実施しています。多くの学校、団体のご参加をお待ちしています。

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マリン・ディスカバリー・コース特設ページ

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