がっつり深める

高知コア研究所 大解明!=コア試料編=

コア冷蔵保管庫(A棟)

――コア試料の保管庫を見せてください!

久光:保管庫はA棟とB棟の2か所があり、B棟は2014年に増設されました。A棟は約100km分、B棟は約150km分のコア試料を保管でき、世界最大級の規模を誇ります。

A棟から案内します。1階に第1から第4までのコア冷蔵保管庫と、冷凍試料保管庫があります。保管庫内は寒いので防寒着を着用します。

360度写真1 コア冷蔵保管庫(A棟)

マウスでドラッグしてみよう!

――巨大なラックが奥まで続き、圧巻です…!

久光:保管庫内は温度が4度、湿度が70~80%です。1つの保管庫に固定ラックが2列、移動ラックが3列あります。どのラックに、いつどこで採ったコア試料があるかはデータベースで管理しています。

――いま、どれくらいのコア試料が保管されているのですか?

久光:IODPのコア試料は、長さ約125km、セクション数(1.5m)であれば、約16万7千本が保管されています(2017年9月現在)。

写真8 A棟保管庫では、プラスチックケースごと防水パックで密封して保管。万が一、津波で保管庫が浸水してもコア試料は保護されます。

続いて、冷凍試料保管庫へ行きましょう。

冷凍試料保管庫

――冷凍試料保管庫(写真9)は、防寒着ごと急速冷凍されていく感覚です。どんな時にコア試料を冷凍保存するのですか?

写真9 冷凍試料保管庫

久光:冷凍試料保管庫は、-20℃に通年保持されています(写真10)。高分子有機物の研究をする試料などを冷凍保存します。

写真10 温度計が示すのは、-20℃!

――研究に応じて冷蔵・冷凍と使い分けるのですね。

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