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■MISMO 集中観測 日報

2006年10月
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10月4日(水)

「みらい」

"MISMO航海始まる"

晴れ
日本の南西海上と南東海上にそれぞれ台風が発達している。 衛星画像では西側の台風に入り込む雲バンドが北緯40度付近まで達していることが確認できる。


観測概況:

以下の連続観測開始。
一般海上気象(気温、気圧、湿度、風向・風速、雨量、日射・放射)
表層モニター(海面水温、塩分)
ISAR(極表層海面水温測定)
雲レーダ
ライダー
シーロメータ(雲底計)
ADCP流向・流速計、など
現在のところ、トラブルは報告されていない。順調に稼動中。


コメント:

いよいよMISMO航海が開始した。
早朝(5時50分)の出港にも関わらず、むつ研究所の職員や船舶運航会社 (GODI)の関係者、昨日まで一緒にセットアップを行ったGODIやMWJの観測技術 員、前航の片付けをしている研究者など、予想もしない大勢の方に見送ってい ただいた(写真−1、2)。感謝します。
昨日までのどんよりとした天気から一転、よく晴れた関根浜港を出港。 途中、船内で安全かつ快適な生活を送るための安全教育を実施。一等航海士と 通信長による説明を受ける。関根浜−シンガポール間は乗船者は少数だが、外 国からの参加者もいるため、日本語と英語で実施。
11時頃補油などのため八戸港に寄港する。最終調整のため関根浜−八戸間だけ 乗船していた研究者2名が下船。そのうち一人は改めてシンガポールで合流す る予定。16時、シンガポール目指し、クルーズを再開。 「みらい」の向う南の海上を台風がゆっくり進んでいる。明後日あたりに遭遇 の可能性が高い。
19時(日本時間)現在、北緯40度15分、東経142度15分の海域を南に16ノットで航行中。