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■MISMO 集中観測 日報

2006年10月
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11月8日(水)

「みらい」

"凪再び"

晴れ
風は西風に変わる、風速 1-2m/secと弱く、波高 1.2-1.4 m。 海は穏やかで凪ぐ。


観測概況:

3時間ローテーション観測他、継続。
14時、水蒸気・オゾンゾンデ観測。
朝から積雲が卓越し凪いだ海によく映える(写真1)、日中は雄大積雲が見ら れ、上空には巻層雲。
海面水温はインテイクで30℃を超え、極表層は31℃を超える。 人工衛星や各種客観解析データによれば、南東風の前線がやや南下し、「みら い」上空では弱い西風モードとなっている。


コメント:

写真2-3はCTD観測風景。雨の日も晴れの日も関係なく、船員さんや観測技術員 はワッチで決められた時間の担当を黙々とこなす。定点観測開始から3時間毎 で実施してきているが、前半をまもなく終了し、後半は別のミッションが入る こともあり、CTDは1日5回となる。
クロロフィル、濁度などを計測し、海洋における炭素循環の研究を行うため、 独自の蛍光光度計付きの小型CTD(に日中は光量子計も)をフレームに取り付 け、定点観測前から連続して観測を実施してきた研究チームの観測回数がちょ うど100回に達した(祝)。写真4は蛍光光度計を取り外しているところで、そ の後研究室内でPCにデータを吸い出している(写真5)。