2020/6/30掲載: 静岡新聞朝刊「サクラエビ異変/駿河湾の海洋予測モデル構築」

「サクラエビ再生のための専門家による研究会」に参加しており、静岡新聞のの第2回研究会詳報記事に取材協力しました。

タイトル 特集サクラエビ異変第2回 専門家研究会 詳報
駿河湾の海洋予測モデル構築
将来的に漁業者にも公開検討
掲載日時 2020年6月30日(火)22面
掲載 静岡新聞朝刊

 

JAMSTECアプリケーションラボでは黒潮短期予測で使っているJCOPE-T DAよりも高分解能の約1km(緯度経度1/120°)格子の海洋予測モデルを開発中です。駿河湾でも結果の検証を進めています。黒潮大蛇行長期化により、サクラエビの幼生が駿河湾奥に滞留するために重要とされる富士川沖の時計回りの循環[1]や、産卵のための適水温厚がどう変化するかについて調べていきます。

Fig1

図: 約1km格子の海洋予測モデルで計算した駿河湾の様子。左が海面水温と流れ。右が海面塩分と流れ。

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  1. [1]田中潔(東京大学 大気海洋研究所)「観測と数値実験の連携による駿河湾の海洋物理・生物学際研究」(pdf) 参照。