- JCOPE-T DAによる短期予測 (20日先)
- JCOPE3Mによる長期予測 (2か月先)
を行っています。
ここでは12月17日までのJCOPE-T DAによる短期予測を解説します。短期予測では、黒潮の沿岸への影響がテーマです。
現状と予測
図1・2・3は、JCOPE-T DAで計算した11月27日・12月7日・12月17日の黒潮の状態です。
黒潮は八丈島の北を流れています。 房総半島に近づいています(A)。紀伊半島の東で、黒潮から暖かい分岐流が北にのびています(B)。潮岬(C)で接岸、室戸岬(D)でやや離岸、足摺岬(E)で接岸しています(図5も参照)。
黒潮は八丈島に近づいた後(図2)、再び八丈島の北を流れます(図3)。房総半島(A)では黒潮が離れる予測です(図2~3)。暖水の分岐流(B)は消えていきます(図2~3)。潮岬(C)では接岸が続きます(図2~3)。室戸岬(D)では接岸しそうです(図2~3)。足摺岬(E)では、やや離岸した後(図2)、接岸する予測です(図3)。
冬に向けて全体的に水温が下がっていきます(図1~3)。
図4は11月27日午前9時から12月17日午前9時までの予測のアニメーションです。JCOPE-T DAは潮の満ち引きも計算しているので、1時間ごとの図でアニメーションにしています。



図4: 2025年11月27日午前9時から12月17日午前9時までの1時間毎の予測のアニメーション。クリックして操作してください。全画面表示にしたり、途中で停止したりできます。
今週のハイライト: 四国周辺の黒潮
図5はJAXAひまわりモニタ・海中天気予報のサイトで見た、人工衛星「ひまわり」で観測された11月26日の海面水温です。
黒潮から沿岸に時計回りの流れで暖水が入り込んでいる様子がうかがえます。

JCOPE3Mは水平1/12度の分解能で2か月先までの予測を行っています。予測は毎日更新されています。