- JCOPE-T DAによる短期予測 (20日先)
- JCOPE3Mによる長期予測 (2か月先)
を行っています。
ここでは7月16日までのJCOPE-T DAによる短期予測を解説します。短期予測では、黒潮の沿岸への影響がテーマです。
現状と予測
図1・2・3は、JCOPE-T DAで計算した6月26日・7月7日・7月16日の黒潮の状態です。
黒潮は八丈島の北を流れています(C, 図1)。 房総半島・伊豆半島に黒潮が近づいています(B, C)。潮岬(E)、室戸岬(F)、足摺岬(G)では黒潮が接岸しています。九州南東では小蛇行が見られます(H)。伊豆半島に黒潮が近づくことで(C)、相模湾には暖水が入り、駿河湾方面へは西に水が流れやすくなっています。
潮岬(E)・室戸岬(F)では接岸が続く見込みです(図2~3)。小蛇行は北に移動する予測です(H)。小蛇行が近づいてくるタイミングで足摺岬で離岸してくると予測しています(図3, G)。
八丈島の北を流れる接岸流路が続くと予測しています(C)。房総半島でも接岸が続きます。伊豆半島では黒潮が離れると予測しています(図3)。
夏に向けて水温が全体的に上昇します(図1~3)。
図4は6月26日午前9時から7月16日午前9時までの予測のアニメーションです。JCOPE-T DAは潮の満ち引きも計算しているので、1時間ごとの図でアニメーションにしています。



図4: 2026年6月26日午前9時から7月16日午前9時までの1時間毎の予測のアニメーション。クリックして操作してください。全画面表示にしたり、途中で停止したりできます。
今週のハイライト:
今週は、梅雨と台風のため、人工衛星で観測できない期間が多かったので、ハイライトの更新はありません。
JCOPE3Mは水平1/12度の分解能で2か月先までの予測を行っています。予測は毎日更新されています。
2026年7月16日までの黒潮「短期」予測 (2026年6月26日発表)