2017年8月31日放送のNHK「ニュースウォッチ9」で、黒潮大蛇行に関するインタビューに答えました。
番組名 | ニュースウォッチ9 |
放送日時 | 2017年8月31日(木)21:00~22:00 (報道番組のため放送予定が変更になる場合があります) |
放送局 | NHK総合 |
番組サイト | http://www4.nhk.or.jp/nw9/ |
放送後追記
[2017/9/4 追記]
放送内容をNHKのサイトでテキストで読めます。
http://www9.nhk.or.jp/nw9/digest/2017/08/0831.html
[2017/8/31 追記]
番組で使用した今年の7月1日からの8月25日の黒潮の変化の動画が図1です。九州の東にあった小蛇行が東に進み、紀伊半島を通過し発達して蛇行が発達する様子をご覧ください。8月25日から10月26日までの予測は、8月30日号の予測記事でご覧ください。
黒潮が大きく蛇行している時に、南岸低気圧にともなう雪が東京に降りやすいという研究は、鹿児島大学の中村啓彦教授らによるものです。
プレスリリース:『黒潮大蛇行の低気圧と降雪への影響を発見』(2012年9月25日 pdf)
知って楽しい海の話「南岸低気圧と黒潮」は東京大学海洋アライアンスの保坂直紀上席主幹研究員による解説です。
黒潮が気象に与える影響については、多くの研究が進められています。黒潮親潮ウォッチでの解説記事の一覧はこちらです。
図1: 観測値を取り入れて作成したJCOPE2Mによる7月1日から8月25日の推測値。矢印は海面近くの流れ(メートル毎秒)、色は海面高度(メートル)。赤丸(●)が八丈島の位置。海面高度が低いところは海面水温が低いおおまかな関係があります。
これまでの取材協力の一覧はこちら。