東北マリンサイエンス拠点形成事業「海洋生態系の調査研究」- TEAMS

トピックス
「みらい」(MR12-E02 Leg2)調査航海
2012.05.21 トピックス
船舶名
海洋地球研究船「みらい」
航海ID
MR12-E02 Leg2
期間
2012年3月15日~2012年3月21日
首席研究員
藤倉 克則(海洋研究開発機構)

3 March

2012

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
25 26 27 28 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カレンダーの日付をクリックするとその日の日報が表示されます

調査航海日報
5日目

平成24年 3月19日(月)

ディープトゥでの観測は波が高くなってしまったため、着水から1 時間程度で終了。初日と観測した測線とほぼ同じところなので、クモヒトデが大量に観察された。デ ィープトゥ揚収後はCTD 観測に集中し、 今日は5点で 観測および採水できた。
観測結果として、通常は海面から海底にかけて濁度が低くなるのだが、これまでに観測した点では海底に向かって濁度が高くなっていた。 これは 震災の影響なのか沿岸域だからなのかは過去のデータを照らし合わせないとわからないとのこと。また、三 陸沖の水温や塩分などの鉛直分布が複雑になっているのは黒潮系と親潮系がぶつかる海域によるもので、 こういう 複雑さゆえにたくさんの魚が獲れるのだろうとのこと。
( by Y.N )

  • 海図に今日の調査予定航路が書き込まれていく

    海図に今日の調査予定航路が書き込まれていく

  • CTD の下に8 種類のセンサーが搭載されている(CTD[塩分×2・水温×2・深度]、溶存酸素(×3)、照度計、透過度計、蛍光光度計、海底高度計)。すべて耐圧6000m以上となっている。

    CTD の下に8 種類のセンサーが搭載されている(CTD[塩分×2・水温×2・深度]、溶存酸素(×3)、照度計、透過度計、蛍光光度計、海底高度計)。す べて耐圧6000m以上となっている

関連情報

一覧に戻る