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地球環境部門

深海潜水調査船支援母船「よこすか」研究航海への参加・協力募集及びシンポジウム開催案内

2023年2月14日
国立研究開発法人海洋研究開発機構
地球環境部門

2023(令和5)年度に深海潜水調査船支援母船「よこすか」で実施する下記の研究航海を対象として、海洋研究開発機構以外の研究者等との意見交換及び情報収集を行い、航海もしくは航海後の研究推進において参加と協力を得ることにより、当該課題について補強や充実を図るために下記シンポジウムを開催します。

課題に関心をお持ちで、航海もしくは航海後の研究にご協力いただける方は、課題提案者まで問い合わせの上、本シンポジウムにご参加いただけると幸いです。

1.対象課題

課題名: 「海洋汚染物質の実態把握と海洋生態系への影響評価②」
地球環境変動の重要な指標とされる海洋プラスチックや海洋生物多様性の変動を把握するともに、人間活動が生態系へ与える影響の評価に資する知見を得る。特に、海洋環境変動から受ける影響に関して得られている情報が少ない深海生態系について、その充実のために環境DNA分析や現場観測等の調査を実施するとともに、環境データの統合的な分析・解析を行う。さらに、深海生態系や多様性に対する人間活動による影響の実態把握とその評価に資する知見を得るため、海洋プラスチックを対象とした新たな計測技術の開発やデータの拡充とともに、環境影響評価手法の最適化に取り組む。この調査航海の趣旨に合致し、また強化する提案を受け付ける。
使用船舶: 深海潜水調査船支援母船「よこすか」・有人潜水調査船「しんかい6500」
主要海域: 四国沖海域(四国海盆)
航海時期(予定):2023年8月中旬〜9月中旬(20日程度)
課題提案者: 地球環境部門海洋生物環境影響研究センター

矢吹 彬憲

首席予定研究者:地球環境部門海洋生物環境影響研究センター
 

中嶋 亮太
nakajimar(at)jamstec.go.jp

※E-mailアドレスは、(at)を@に置き換えてください。
主要観測機器(予定):
  1)ニューストンネット
  2)「しんかい6500」に搭載するニスキン採水器、スラープガン、プッシュコアラー

2.必要書類

課題名、乗船予定者/航海後の研究実施予定者名簿、課題概要、研究目的・内容、手法、観測機器等を簡潔にまとめた資料(pdf)をお送りください。
*学部生の乗船には、指導教官の乗船が必要となります。

3.資料の提出締め切り:2023年2月24日(金)

4.資料提出方法・提出先:E-mailにて、下記、メールアドレス宛にご提出ください。

fujikura(at)jamstec.go.jp、yabukia(at)jamstec.go.jp、nakajimar(at)jamstec.go.jp

※E-mailアドレスは、(at)を@に置き換えてください。

5.シンポジウムへの参加方法など

2023年3月3日(金)15:00〜17:30に、提案者と地球環境部門海洋生物環境影響研究センター関係者間でオンライン(Zoom)にて議論します。接続先はご連絡いただいた方に直接お知らせいたします。なお、航海もしくは航海後の研究を実施できるかどうかは、本航海の趣旨との合致、乗船定員枠の有無などを議論し決定いたします。

以上