西部北太平洋域の大気と海洋の観測を通じて、窒素や鉄などの栄養塩供給プロセスと供給量、その時空間的変化を明らかにし、海洋環境の変化に対するプランクトンなどの低次生態系の応答や、海洋物質循環に与える影響を定量的に評価することを目的とした航海が、2023年7月27日から開始されました。
本航海で予定されている観測は、CTD・ピストンコアによる採泥・クリーン採水・動物プランクトン採集(NORPAC, VMPS)・乱流計・ADCP・UCTD・マリンスノーキャッチャー・セジメントトラップ係留系・各種大気観測など、多岐に渡ります。
航海には、海洋研究開発機構、名古屋大学、東京海洋大学、九州大学、金沢大学、東京大学から19名の研究者と、22名の観測技術員、計41名が参加します。
本航海における日々の活動報告を、地球表層システム研究センターの「活動レポート」やTwitterでお知らせします。是非ご覧ください。