Chikyu Report
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出港2012年07月26日

地球深部探査船「ちきゅう」は、本日八戸港を出港し、約80キロメートル沖合の調査サイトに向かいました。多くの乗船研究者は、7月31日にヘリコプターで「ちきゅう」に乗船することになっています。船上では、掘削チームが、すでにライザー掘削のために噴出防止装置(BOP)や無人探査機(ROV)、音響測位装置(トランスポンダ)やライザーパイプなど様々な準備を進めています。船上ラボの技術支援員も分析機器などの準備に余念がありません。

わたしとKai-Uwe Hinrichsの共同首席研究者、研究支援統括(EPM)の久保さん、そしてキュレーターは、乗船研究者や陸上研究者からの多くのサンプル・分析リクエストに目を通し、「ちきゅう」船上のサンプル採取の方法や掘削コア試料の分析の流れについて計画を練っています。数日後に、研究者チームのメンバーと共に「ちきゅう」に乗船するのが大変楽しみです。

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