| 黒潮は八丈島の北を通る接岸流路が続くと予測しています。今のところ、蛇行が大きく発達する様子はうかがえません。 |
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- JCOPE-T DAによる短期予測(20日先)
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- JCOPE3Mによる長期予測(2か月先)
を行っています。
ここでは6月27日までのJCOPE3Mによる長期予測を解説します。長期予測では、黒潮の蛇行の予測がテーマです。
予測
図1は2026年4月26日の現況の推定、図2・3は5月27日、6月27日の予測です。
黒潮は八丈島付近の北寄りを流れています(A 図1, 図6も参照)。
黒潮は、八丈島付近から八丈島の北を流れ、接岸流路が続くと予測しています(図2~3) 。
今後の予測のもう一つの注目点は九州東方の小蛇行(図1 C)です。これが成長した場合、黒潮の蛇行が大きくなるきっかけになる可能性があります。しかし、あまり発達しないと予測しています(図2〜3) 。
図4は、2026年4月26日から6月27日までの予測をアニメーションにしたものです。



図4: 2026年4月26日から6月27日までの予測のアニメーション。クリックして操作してください。途中で停止もできます。
観測で見る黒潮流路
黒潮大蛇行の特徴の一つは、黒潮が潮岬から離れていることです。黒潮が潮岬から離れているかを観測で見る良い方法として、串本と浦神の潮位差を見るという方法が知られています(「潮岬への黒潮接岸判定法は?: 串本・浦神の潮位差」参照)。黒潮が紀伊半島に近づくと潮位差は大きくなり、黒潮が紀伊半島から離れると潮位差は小さくなります。現在、潮位差が比較的大きいことは、黒潮が接岸していることを示唆しています。予測通りであれば、このまま高い値が続きます。ただし、小蛇行Cが通過する時は値が一時的に下がる可能性があります。
八丈島の南を黒潮が通ると、八丈島の潮位が下がることが知られています(「黒潮が八丈島の南を流れているのをどうやって観測で確認するの?」参照)。直近では0の値近くで振動していましたが、上昇した後、高い値でとどまっており、八丈島の北を流れていることがわかります。予測が正しければ、高い値が続く見込みです。


参考: アンサンブル予測
今週はアンサンブル予測の更新はありません。
JCOPE3Mは水平1/12度の分解能で2か月先までの予測を行っています。予測は毎日更新されています。
2026年6月27日までの黒潮「長期」予測(2026年4月30日発表)