研究開発課題
超高精度メソスケール気象予測の実証
課題責任者：斉藤和雄
(気象庁気象研究所
/海洋研究開発機構)
2012年5月6日につくば市で発生した竜巻の事例についてアンサンブル予報実験を行った例
研究概要数値モデルによる気象予報の精度は近年目覚ましく向上していますが、その一方で集中豪雨や局地的大雨など災害につながる顕著現象の予測精度はまだ十分といえません。顕著現象の予測が難しい原因として以下が挙げられます。
1）数値モデルの初期値の精度が減少のスケールに対して十分でない。
2）わずかな初期値や計算条件の違いで結果が大きく変わることがある。
3）現在の数値予報の格子間隔では積乱雲を直接表現できていない。
本サブ課題では、「京」の計算資源を活用することにより、上記に対応する以下の3つの目標を通じて、集中豪雨や局地的大雨などメソスケール顕著現象の高精度化を目指します。
研究目標
研究成果紹介
「京算百景」 クローズアップ (Vol.12) 第6回 超高精度メソスケール気象予測研究会 (2016.3.7) 第5回超高精度メソスケール気象予測研究会報告（日本気象学会誌「天気」8月号） 第5回 超高精度メソスケール気象予測研究会 (2015.3.9) 戦略プログラム分野3 成果報告会（2014.8.12) 第4回 超高精度メソスケール気象予測研究会 (2014.3.7) 第3回 HPCI戦略プログラム 分野3シンポジウム (2013.11.27) 第3回 超高精度メソスケール気象予測研究会 (2013.3.21) 第2回 HPCI戦略プログラム 分野3シンポジウム (2012.12.12) 第2回 超高精度メソスケール気象予測研究会 (2012.3.22) 地球シミュレータ／HPCI戦略プログラム（分野3）合同シンポジウム (2011.9.21)
第1回 超高精度メソスケール気象予測研究会 (2011.6.2-3) 第1回戦略プログラム5分野合同ワークショップ (2011.1.17) 第4回次世代スパコンを知る集い (2010.10.1)