平成24年 3月03日(土)
横浜港山下埠頭8号岸壁において、今回の調査航海(航海番号:MR12-E02)全般で必要となる資機材類の積み込み作業と、3
つに分かれるMR12-E02航海の各Legの首席研究者が集まり、航海の観測海域の打ち合わせを行った。
MR12-E02航海は、東日本大震災後の東北地方太平洋沖の海洋生態系変動メカニズムを解明することを目的に実施する研究事業「東北マリンサイエンス拠点形成事業-海洋生態系の調査研究」
の最初の
調査航海である。具体的には、漁場の回復に資する科学的知見を提供するため、津波被害の特に大きかった東北沖の海域において、先端的な観測・解
析技術を用いた調査研究を実施するというものである。
この航海は、
そのフィールド(現場)に向かおうとしているのである。
3月6日(火)午前9時に調査海域に向けて横浜港を出港する。ただ、海上は低気圧と前線の通過に伴い、荒天が予想されている。
( by H.M )
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