「やや離岸ぎみ」というのを詳しく教えて
2015年4月3日号の図1、2について、もっと詳細にみてみましょう。 下記の図1はJCOPEから推定した3月1日、3月15日、4月1日の黒潮流軸(黒潮がもっとも強い中心)の位置です。3月1日(黒線)に比べて3月15日(青…
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黒潮と親潮の予測実験と解説
2015年4月3日号の図1、2について、もっと詳細にみてみましょう。 下記の図1はJCOPEから推定した3月1日、3月15日、4月1日の黒潮流軸(黒潮がもっとも強い中心)の位置です。3月1日(黒線)に比べて3月15日(青…
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現在では人工衛星のデータなどいろいろな手段がありますが、ここでは伝統的な手法を紹介しましょう。図1は黒潮が八丈島の南を流れていた1月31日の海面高度(色)と流速(矢印)の推測値です。流れの強い黒潮をはさんで、本州に近い方…
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JAMSTECアプリケーションラボの佐々木英治主任研究員らは、1~50㎞規模の小さなスケールの微小な渦や筋状の流れ(サブメソスケール現象)が海洋には存在しており、上の予測の中にも出てきた中規模(メソスケール)渦を活性化さ…
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2015年2月13日号の解説では足摺岬沖の黒潮牧場13号ブイのデータを使用しましたが、今回は室戸岬沖の 黒潮牧場10号のデーターを使用してみましょう。 図1の上段は黒潮牧場10号(位置は図1中段と下段の黒丸)の表層で観測…
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中村らの2012年の研究によると(鹿児島大学プレスリリース)、黒潮が直進(接岸)流路をとっている時より、日本南岸で大蛇行している時のほうが東京で雪が降る確率が高くなります(黒潮流路の分類については2015年2月6日号の解…
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図1の上段は足摺岬沖に位置する黒潮牧場13号ブイ(位置は図1下段の星印)で測られた海面近くの海流速さの時間変化です。黒潮が足摺岬に近かった(黒潮流路/図1下段黒線)11月以前は1.5ノット近い海流がありましたが、12月か…
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黒潮の位置は、和歌山・東海沖で大きく変化します。その代表的な位置(流路)が3つ知られています(下図)。「非大蛇行接岸流路」(N型とも言います)は 黒潮が日本沿岸を流れる流路です。「非大蛇行離岸流路」(C型)は伊豆諸島付近…
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