平成24年 8月 8日(水)
AM9:30本船は横須賀JAMSTEC岸壁に入港し、航海の全行程を終了した。本航海は、時化や余震などにより自然の怖さも感じたが、東北の夕日はとても印象的であった。
今回東北の日本海溝、三陸沖海底付近において調査を行い、魚や底生生物など様々な生物の活動を観察することができた。しかし一方では海底に沈むゴミやガレキも確認され、
生命に
溢れる東北沖の深海底にまで、地震や津波が影響していることを再認識した。今後、我々は沖合海底における生態系の現況調査を継続し、データ蓄積させることで、東
北沖合の生態系変動メカニズム解明に繋げ、漁 業の復興に貢献して行きたい。
( by J.K )
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