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12 Nov. 2015: Bengkuluラジオゾンデ観測では,気圧や気温,湿度のセンサーを備えた発信器を水素入りの風船に結びつけて飛ばします。上昇中,発信器からこれらのセンサーの情報のほか,受信したGPS情報が陸上のアンテナに向け送信されます。GPS情報からは風向風速を計算することができます。 写真は,ゾンデを放球する直前(左)と直後(右)の様子です。風船は直径150cmを超える大きなもので,時速約18kmで上昇していきます。観測所は空港に併設されていることもあり空が開けた場所にありますが,放球の際は,周りの建物や木々に当たる確率を少しでも下げるため,特に風が強い日は立ち位置を慎重に選んで放球します。風はわずかな時間で劇的に変化することもありますから,放球は毎回緊張する作業です。 |