深海曳航調査システム「ディープ・トウ」
調査目的に合わせて使い分けが可能な探査機
船からケーブルで曳かれて、海中や海底を広範囲に調査できる探査機です。このケーブルで通信と電力供給を行うので、リアルタイムにデータを確認しながら長く調査を続けることができます。また、推進装置を持たず、他の探査機と比べて構成が単純なため、研究目的にあわせて搭載機器をカスタマイズできることも特徴です。 カメラシステムは複数のカメラを搭載しており、生物調査や潜水船が安全に潜るための事前調査で活躍しています。ソーナーシステムはサイドスキャンソーナーやマルチビーム測深機などを搭載しており、地形調査や資源調査で活躍しています。
「6Kカメラ」ディープ・トウ
2台のハイビジョンカメラに加え、複数の小型カメラを搭載するカメラシステムです。カメラの取り付け位置を変えることで、生物観察や調査機器の監視など多様な研究目的に対応します。
「6Kソーナー」ディープ・トウ
サイドスキャンソーナーを主とするソーナーシステムです。マルチビーム測深器やサブボトムプロファイラを搭載することもあります。ハイビジョンカメラを搭載すれば、ソーナーに反応のあった地点を観察しに行くこともできます。