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2017年12月4日(月)曇りのち晴れ : ベンクル


"ロボコン?"

モデル班もあこがれのブンクルに到着しました。まずはお世話になっている現地インドネシアのスタッフのみなさんに挨拶しつつ、観測機材の見学ツアー。GPSラジオゾンデの放球も見学し、2-3km上空の雲の中に消えるまで見守りました。引き続き観測研究者のみなさんの作業を少しお手伝いしながら見学。

(まて、これはいったい何に使うんだ??)

「手先の器用な〜〜さんお願いします。」「いやいや、まずは〜〜さんの頭の中にある設計図を教えてもらわないと。」「この三角形の頂点から30cmタコ糸を下に垂らして、上には四角垂を・・」「何センチか決めてくれないと・・」「長すぎると手で支えておいて離すときに体にぶつかるよ。」「手の長い〜〜さんは大丈夫。」

「この箱の端の方にこの三角の棒を・・で、ここは両面テープで別の箱を・・」「テストがうまくいったらこの三角の棒を量産してね。」

「でも、まずは昼飯を食べるのが大事だよ。」

こうしたチームワークの結晶が空に浮かんで、世界にひとつだけの観測結果が得られるわけですね。感心してないで手伝わねば・・完成品の写真と何が浮かび上がるのかは・・また後日。(SW)


   



"南国のフルーツ(その1)(その2)"

ひとつめは皿に乗っている写真の右下のやつ。現地語で「サラッ」 スネークフルーツとも呼ばれるみたいです。鱗みたいな見た目の皮をペリペリとむいていくと、洋ナシのような「爽やかな香り」が漂います。全部むき終わる手前から、何やら「独特のにおい」に置き換わります。ガリゴリした歯ごたえで、最初に期待したようなみずみずしさはなく、「んー、いままでの人生で最高って感動するほど美味しくないですね。」「うん、食べてる様子で十分伝わるよ。」

もうひとつは皿に乗っている写真の左下のやつ。現地語で「マルキサ」 あとで調べたらかの有名な「パッションフルーツ」じゃないですか! 茶褐色の見た目の乾いた表皮がパキパキに割れて、柑橘類のような白いスポンジ状のわたを指で押し開くと、ぷにゅぷにゅしたやつに包まれた黒い種子がたくさん入っていました。食べ方がまるで分からなかったので穴からぶちゅーっと吸いだして食しました。「あけびみたいなものかな、これ?」「マルキサ、これでシロップを作るのよ。」「へー、美味しそう!」 (SW)


 



"ペダスにはご用心"

最近、鶏肉系の食事が多かったので、イカ(cumi)の料理を頼んでみました。

天ぷら(tepung)をお願いしたつもりでしたが、注文の伝達ミスか何なのか、ペダスという料理がやってきました。 食べると、イカを炒めたあとに、激辛スープに入れた料理でした。。。このペダス、特にイカである必要もなく、鶏肉や魚でも作れるよう。 興味があればぜひ挑戦してみてください。私はtepungを食べます。(tk)




2017年12月4日(月) : みらい


"ベンクル最接近"

「みらい」は現在、ベンクル沖約40kmのところに到達しました。今航海で最も陸に接近しています。ただ、陸の明かりはぼんやりとしか見えませんが……
昨日の宵の口から1日強かけて、スマトラ島沖合から沿岸までの海の断面を切るような観測を行いました。あと数分で、最後のCTD(船からセンサーを吊り下げて、水温や塩分などの鉛直分布を計測する観測)を実施します。  これが終われば、断面観測はおしまい。スマトラ沖の定点に向かい、明朝から定点観測開始です。
(reports by M.K.)