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2017年12月9日(土) : ベンクル


"陰謀説−Trick or Treat−"

観測機器のトラブルシューティング。原因が究明しやすいのはアンテナケーブルの接続ミスのような人為的なものです。

他方、「1回の観測が終わるたびに、ノートPCや受信機を含む観測機器一式を再起動しないと正しく動作しなくなる」という現象に度々悩まされます。前世紀から続く「あるある」ですが誰ひとり正確な原因が分かりません・・

「僕ら機械は人の手を借りて再起動しないとダメなんだよ」と、21世紀に入って急速にAIやロボティクスが発達するなかで、愛らしいメッセージを発し続ける観測機器やロボットたち。

騙されてはいけません! もしかしたら未来のロボットがこの時代の人間たちを油断させるために仕組んだ罠かも知れないのです。 未来のロボットたちへ、「お願いだから観測機器は見逃して下さい。(*´Д`)」 (SW)




"ECC+CFH+比較ゾンデ3回目放球"

特殊ゾンデと3つのラジオゾンデ比較観測を開始してから約1週間が経ちました。
予想外の様々な問題に対処しながら、1日2−6回の放球を行ってきました。経験を積んだメンバーの知恵や試行錯誤を重ねて、ノウハウが蓄積され、今日は首尾よくオゾンゾンデ・水蒸気ゾンデ・3つのラジオゾンデを組み合わせたバルーンが真っ直ぐに上がって行きました。(T.N.)




"モデリングチーム後発組、出発!"

モデリングチーム後発組は本日、ジャカルタに到着しました。明日ベンクルに向かう予定で、先週出発した先発組と入れ替わることになります。
写真は、日本からジャカルタへ向かう飛行機が、ちょうどボルネオ島西岸域上空を通過したときの空です。島に差し掛かかったあたりではほとんど雲がなく、町や蛇行する大きな川がはっきりと見えました(photo1は現地時刻14:20頃)。一方、飛行機が南下し北緯3度付近に到達すると景色は一転して、もくもくと雲が発達していました(photo2は現地時刻14:35頃)。これから約1週間、熱帯域の空模様を存分に堪能したいと思います。(S. S.)