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2017年12月10日(日) : 「みらい」
"海に響くお天道様とお月様の歌声"
定点における3時間毎のCTD観測は、海の中の様々な声を聞き取るためのものです。
水深0-30mの表層海水は、お天道様と斉唱、80mより深くなるとお月様も加わります。
多分、もうちょっと低い声でその後ろにコーラス隊もいるはずです。
高頻度の作業は、そうした様々な旋律を聞き漏らさず記録するために、どうしても必要なのです。
モテサク
"dragonfly"
昨夜から今朝にかけて本船にお客様がいらっしゃったのでご紹介。
トンボさんです。
船内時の深夜0時過ぎから船内での目撃情報がチラホラ。どうしてだろうねぇ、どこから来たんだろうねぇ、と話していたのですが、その後の3時半のラジオゾンデ放球の準備中に、風船を準備する「放球筒」にトンボさんご来訪。風船やセンサーにイタズラされては困るので、丁重につまみ出させていただきました。
その大任を担ったT女史は、実は大の昆虫嫌い。でも、観測のため!と意を決し、羽根をつかまえて外へお連れしたそうです。疲れ果てた表情で「3日分は仕事したわ?」と言ってますが、観測を途切れさせるワケにはいかないので、申し訳ないのですが振休は下船後ということでお願いいたします。ごめんね。
そういえば10年ほど前にモルディブで行った観測プロジェクト”MISMO”では、なんと成果にトンボの研究があります。我々の気象データを見つけたトンボ学者の方が、トンボの移動と気象条件(風など)をテーマに論文を書いて下さいました。今回もそんな機会があったら良いですね。
(reports by M.K.)
2017年12月10日(日) : ベンクル
"宇宙から見ただけじゃわからない景色"
モデリング班後発隊もついにベンクルに到着しました。
ひまわりの画像からはベンクルは雲に覆われつつあるようにしか見えませんが、ほぼ同時刻に現地では、このような美しい夕焼けが見られました。
現地観測の重要さを心で感じることができました。
(MN)