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04 Oct. 2011: Mirai

「ラジオゾンデ観測」

本日は一転して、どんより雲に覆われ、雨が降る一日でした。(外を写した 写真の撮影日は本日ではありません!)

集中観測で島と船で四角形の観測網を組むのは、その範囲内での熱・水収支 を把握するためであり、そのための基本観測項目がラジオゾンデです。今回の航 海では観測技術員や学生など4名で1日8回のラジオゾンデ観測をこなしてゆき ます。ラジオゾンデはヘリウムガスを充填した気球にセンサーを取り付け、専用 のコンテナから放球します。船の上部の右舷側にコンテナがあるため、放球を行 うときには風が船の左舷前方から来るように調整してもらいます。どのような環 境場で放球を行ったのか記録を残すため、日中は魚眼レンズのついたカメラで全 天を写します。約2時間で上空22?24kmまでの気温、湿度、風などを調べます。 観測終了直後には、抜粋したデータを人工衛星を介して気象庁に送り、そこから 全世界の気象機関へと配信されます。特に今回はCINDY2011/DYNAMOキャンペーン に世界中の現業機関も参加しており、我々が集中的に実施したデータが確実に利 用されているのか、それによって予報の精度が上がったのか、などについても確 認することになっています。

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By KY