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29 Nov. 2011: Mirai
11月29日(火)「大詰め」
係留系回収の為にたどりついた地点はやはり雨。うねりも高い。
回収作業にはあまり嬉しくはない天候海況の下、実行が決定された。
リリーサー(*1)は問題なく切離し完了。船の真正面に浮上したブイに、作業艇で回収索を取付け、回収が開始。最上部のブイを船上に引き上げたあと、5000mにわたるワイヤーを巻き上げつつ、途中途中のセンサーやシャックル類を取り外す。作業は予定通り午前中で終了した。
そして、定点とは違う海洋状況を知るためのCTD。採水は定点で終了しており、センサー及びLADCPのみの観測となる。多少寂しい外見のフレームが水深1000mまでを往復し、今航海でのCTD観測も終了した。
帰路では、海洋の南北断面を捉えるため、航走中でも観測可能なXCTDを使った観測がCTDの替りに行われる。
一方、定点を出発してから行われていたラジオゾンデ強化観測も、係留系の回収後に終了した。こちらは、最後の雨雲の断面を捉える大成功で終った。
15UTCに「みらい」は北上を開始。CINDY/DYNAMO観測網における南西端サイトとしての役割は終わり、あとは航走を続けながらの観測となる。
写真:
(左列上から)
・係留系回収開始前の天候。
・ラジオゾンデ強化観測による手放球。
・走りながらできる観測、XCTDの準備。
・最後のCTDが海に向かう。
・最終観測後、LADCPを写真に写してねぎらう研究者。
(右列上から)
・回収前、作業詳細に関する打ち合わせ。
・係留系の切離しコマンドを送信。皆信号に耳を澄ませる。
・うねりの中、ブイに向う作業艇。
・トップブイが甲板へ。この後、ワイヤー類を全て巻き上げる。
・雨中の作業で濡れた工具を整備、いずれ来る次の作業に備える。
29 Nov. 2011: Gan
11月27?29日に、モルディブ最南端に位置し赤道に近いAddu Atollに行きました。ここにCINDY/DYNAMOの一環として数台のレーダーによる観測やラジオゾンデ観測などがアメリカ側により行われています。訪問中に対流活動が活発であり、毎日は涼しくてとても赤道の近くにいるとは思いませんでした。特に、27日では発達したライン状の積乱雲群が通過し、強い風(ガスト)を伴う大雨が降ってきました。レーダー観測によると、ガストの最大風速は26 m/sを超えていました(左の写真)。この強い風で空港周辺に木が倒されたなどの被害を受けました(右の写真)。このような発達した中小規模の積乱雲群の構造や組織過程はCINDY/DYNAMOの主目的であるMJOの発生・発達のプロセスにどのように寄与するかは非常に興味深いです。