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18 Oct. 2011: Mirai

「フェーズ1へ移行?」

観測網より西側の海域で対流活動が活発になってきました。各国 の予報センターはアフリカから西部インド洋にかけてオンセット か?というトーンになっています。 船上ではあいかわらず南東の風8m/sが吹き続けていますが、波高 が2m前半と若干弱くなりました。ラジオゾンデによる大気の鉛 直プロファイルは800hPa(高度2km付近)に強い温度逆転層を示す 貿易風の典型的な様相を呈し、上空まで乾燥した状態が続きます。 面白いのは500hPa(高度約6km)付近は湿っていることです。 いわゆる雄大積雲で0℃層付近で頭打ちになる雲から水平方向へ と水蒸気の再分配が行われているのかもしれません。

本航海には研究者と観測技術員は計32名乗船していますが、研究 課題の中には非乗船課題として採択され、自動連続運用している 観測装置もあります。原則は乗船研究課題に影響を与えず、作業 を要しないものなのですが、観測ですからどうしても不具合や途 中でチェックが必要なことがでてきます。このような場合は首席 研究者の判断により、観測技術員によって各種作業が施されます。 写真はそんな一コマ。時にはフォアマストに登り、トップデッキ に展開された各種装置の点検を行います。このような装置が船内 には多数展開されており、観測技術員のサポートによってデータ が取得されているのです。

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By KY

18 Oct. 2011: Male

天気:南の風、晴れ

まだマレでは晴れていますが、西側には昨日までよりもやや背の高い雲が目視できるようになってきました(上段)。

衛星画像で見ると(下段)、マレの西側では水平数百km規模の雲群が繰り返し形成されるようになってきています。

その繰り返して形成されるそれぞれの雲群は、西向きに遠ざかりながら衰退していきますが、次の雲群が新しく形成される場所は徐々に東に移ってきています。

つまり、それは・・・うん、とっても良い傾向じゃないでしょうか!

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By QM