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19 Nov. 2011: Mirai
11月19日(土)[定点20日目]「ヘルメット」
船での作業は安全第一。特に、屋外作業では何が起こるかわからない。そのため、作業時には安全対策としてヘルメットを着用する。
さてそのヘルメット。基本的には会社等所属組織からの支給品(あるいは船内備付品)である(個人所有の方もいるかもしれない)ため、その前部には会社などの名前が入っている。また、船員の方は階級によってヘルメットに線が描かれており、例えば写真の中での線なしの方は甲板部の部員、線が2本の方は甲板長、そして線が3本の方は一等航海士である。あるいは、持っている資格だったり、血液型だったりが書いている場合も多い。そうやって、業務や安全に必要な情報の幾つかが記入されている。
一方、1日のうちにそれなりに着用する時間が長くなれば愛着や洒落心も湧いてこようというもの。ある方はヘルメットに生年月日を記載したシールを貼っている方。もちろん本来の目的はあるのだが、今回の観測期間中にたまたま誕生日を迎えた彼女には船内から随分とプレゼントが寄せられたようだ。またある方はヘルメットに「充」の文字。これは本来ガスボンベの「充填済」「空(カラ)」を示すシールなのだが、これを貼ることで自分の気合(と脳みその詰まり方?)を示している。(ちなみに私も一度貼った事がある。もちろん「空」の方)。
そして今次航海限定(?)のヘルメットが下段の写真。CINDYプロジェクトとして作ってみたロゴマークを、自費でシールにしてみたものだ。貼る場所を考えて作ったものではなかったが、船内でこの手のものを貼るのに最適なのはヘルメットのようで、一部の方がヘルメットに貼っているのをお見かけした。筆者ももちろんそのクチだ(右下写真)。
ちなみにこのロゴマーク、適当に作ったものではなくそれぞれの部分にはちゃんと意味がある。我々が捉えようとしているMJOの雲について、徐々に発達していく様(11月15日付の記事もご参照)、雲の中の空気の動きの複雑さ、雲と海や太陽や風との関係、そしてそれらを国際/組織間で「協力して(Cooperative)」捉える意味を込めてCの字で囲んでいる。
最近の各国での予報実験は、間もなくMJOが我々の近くにやってくると言う。果たしてそれはどの程度当たるのか。そしてその詳細を、ロゴマーク(付きのヘルメット)の願いの通り、我々は再び捉えることができるか。
「みらい」定点観測終了予定まで、あと8日。
19 Nov. 2011: Male
晴天が続いている中、新しいゾンデ観測員がマレに来ました。そこで19日では彼らのゾンデ観測のトレーリングを行いました。自分は台湾からの学生と組み合わせをしてゾンデ観測を続いています。この観測のために、マレに来る前にすこし英語の復習をしましたが、結局マレでは毎日存分に中国語を喋っています。写真では台湾から来た大学生(右)の初放球の様子を写っています。彼の放球直後の両手のポーズを見ていると、自分の初めての手放球の心境をよく思い出しました。如何に緊張し、上がれ、上がれと思っているでしょう。新戦力を加わりました。後は次の活発な対流活動を待つだけです。