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■MISMO 集中観測 日報

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10月30日(月)

「みらい」

"深夜のワッチ"

晴れのち雨


観測概況:

ラジオゾンデ、CTDなど各種連続観測継続。
13時50分、水蒸気・オゾンゾンデ観測。
午後、雄大積雲の数が増し、周囲は雲で覆われ、シャワーにあう機会が 増える(写真1)。夜になり、「みらい」の南海上を中心に雲群が組織化し てくる。 ただし、人工衛星の雲画像で前日まで見えたモルディブ付近を中心とす る雲群はかなり消えている。


コメント:

すべての観測項目がデビューし、それぞれの最初の観測の時には 集まっていた見学者の数も次第に減少する。特に、そのワッチが深夜 であればますますである。
「みらい」船内にはGODI観測技術員が運用している船内Webがあり、 現在の観測の様子などがいくつも見ることができるようになっている。 その1つにドップラーレーダーの画像(図1)があり、南側に大きな雲群 が見える。「みらい」北東側100kmにも発達中のエコーがあり、南西に 進んでいる。ビデオゾンデの可能性もあるのでは、と思い、ワッチ担当 の研究者1名がいるであろう深夜(午前1時)のレーダー室を訪れると、 予想に反し5名でモニターを覗き込んでいた(写真2)。 現在就寝中の研究者を起こして観測を実施するかどうか決めるため エコーが大きくなるのか小さくなるのか検討を加えていた。 24時間観測の一コマ。