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■MISMO 集中観測 日報

2006年10月
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11月25日(土)

「みらい」

"集中観測の終わり"

深夜大雨、日中曇り
日付変更直後、南風 7-10m/sec。日中は西風 5m/sec。波高1.6m。


観測概況:

3時間毎のラジオゾンデ観測。各種連続観測の継続。
24時間連続、1時間毎のCTD観測(水深200mまで)、23時30分まで実施。
02時54分及び06時00分、ビデオゾンデ放球。

深夜0時半頃から、ちょうど「みらい」上空が収束域となり、北からの降水シ ステムと南からの降水システムが合流する形で、対流システムが急激に発達し、 1時間雨量で65mmを記録する。雨は明け方まで続いた。
人工衛星の画像では西部インド洋から中部インド洋にかけての赤道域を中心に 広域に雲群が見られる。


コメント:

日付変更直後の激しい雨も止み、集中観測最終日の朝はどんより曇り空で迎え た(写真1)。 一部観測機材の撤収が始まる中、海洋表層に見られる内部波を調べることを目 的としてCTDを連続して24時間稼動を行った(写真2、3)。 モルディブへの寄港もわずか1泊ですぐにレグ2航海が始まる。レグ2では今 回展開を行ったインド洋小型トライトンブイの長期係留が予定されており、こ のため、観測技術員による準備にも余念がない(写真4、5)。 本日の深夜23時45分を持ってこの海域での観測を終了し、今回のレグ1におけ る定点集中観測は終了した。写真6は今航海中205回目、最後のCTD観測を行っ ているところ。午前0時現在、船はモルディブ目指し、15ノットで航走している。